令和元年6月13日(木) の雑感

ケチャップとマスタードについての 一考察



『マヨラー』と呼ばれる人たちがいる。

 あらゆる食べ物にマヨネーズをかけて食される マヨネーズが大好きな方々である。

 個人の趣好の問題なので、マヨネーズ依存症になるぞ──などと おどすつもりもないし、論評もしない。

 そして、雑感の本ネタでもない。



 世に、マヨラーさんが存在するならケチャッパーがいてもおかしくないし、わしは そういう意味ではケチャッパーに近い、準ケチャッパーとでも言おうか、食べ物にケチャップを多用する(何にでもというわけではなく、醤油が一番多い)


 

 小さな頃から、買い食いは下品だとか行儀が良くないとか教え込まれて来たので、コンビニで買ったものも自宅に持ち帰り食していたが、最近は仲間や友人と出掛けた時に、アメリカンドックやフランクフルトを食する機会も増えてきた。



 さてと……

 そろそろ本題に入る。といってもたいそうな事ではないが。



 コンビニでアメリカンドックやフランクフルトを買うとする。

 この時、店員さんは ケチャップマスタードを付けて下さる。


 ケチャップマスタードの規格は2種類。

 小さな袋に、ケチャップとマスタードが別々に入ったタイプ。ケチャップのほうが、やや多め。

 欲しい方を欲しいだけつけられる。これはいい。


 問題はもうひとつのタイプ。

 『ディスペンパック』というのが正式名称らしいが、ケチャップとマスタードが別々に四角いスペースにはいっており、真ん中をペキッと折れば手を汚さず、両方が出てくるやつである。


 おいおい、最初から混ぜとけよ。

 いや、主張はそれではない。



 前述の通り わしはケチャップが大好きなのだ。

 だが、マスタードは苦手。

 ものすごくエライ方が「このマスタードは美味いから食え」と言われたら食わないことはないし、マスタード単独ならどうにか食べられる(和カラシは なぜか平気)


 ただ好んでは食べないし、特にケチャップとの混ぜ合わせは まず食べない。


 見た目はおっさん(実際おっさん)だが、味覚はどちらかといえば お子様だし、特にお酒を飲まなくなってからは、お子様味覚になってしまっている。


 だから、ディスペンパックのケチャップマスタードでも、ケチャップだけを付けたくなる。



 そこで買い物時に、割り箸も付けていただく。

 ほとんどのコンビニの割り箸には爪楊枝がはいっているので、それでケチャップを突っつき、穴を開けるのだが(割り箸は持ち帰り使う) かなりの確率でブチャ~っと吹き出し、手も汚れることになる。


 それだけの話である。

 書いたところで どうなるわけでなし、ただコンビニ関係者の方々が拙文を読まれ、普通の(別々に入ったタイプ)ケチャップマスタードを推進いただければと願うばかりである。


 あ~、スッとした。



 

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