応援コメント

14.ギャレット ―盟約暦1006年、冬、第7週―」への応援コメント

  • 第八章を読み終わりました。

    聖女軍については多分こんな結末だろうなという予想どおりになったので、ちょっと驚いています(これまで予想を裏切られることが多かったので)。
    物語はクライマックスに向かっていく予感ですが、あと四章でここまで広げた風呂敷をどう畳むんだろうと他人事ながら心配になってきます。

    ・ファランティア王国は滅んで新しい体制の民衆の国が生まれるのかな~。
    ・アルガン帝国は王国併合一歩手前で、結局内部崩壊して分裂するのかな~。
    ・ブラン統一王の野望はいいとこまでいくけど、ヒルダによって討ち果たされるのかな~(ここは願望込み)。
    ――とか予想しているのですが、果たしてどうなるのか。
    残りが少なくなってくると先を読むのがもったいなくなっていきます。

    第八章も読後の疲労感が半端ないですね。特にフィリベルトの退場の仕方は心に響きました。
    相変わらず息抜きできる話がないので、最近は時々作者が織り交ぜてくる小ネタでニヤニヤして心を落ち着けるようにしています。
    この章で言えば、ブラックウォール城での宗教問答で本地垂迹説を引っ張り出してくるとことか、景色がゆがんで見えるガラスの話とか……。
    今でも戦前に建てられた旧家なんかだと、そういうガラスが残ってたりしますが、今の若い人だと想像もできないでしょうね。

    作者からの返信

    感想、応援ありがとうございます。

    次章から10章までは普通の冒険物を意識して書いたので息抜きにはなるかなと思います。

    11章以降は話数が多いわりに文章量が少ないので展開も早いです。満足いく終わり方が出来ていればいいのですが……。

    小間物など細かいところはなるべくしっかりしたい派なのですが、専業じゃないと資料集めや勉強時間が足りなくてキツイですよね。