応援コメント

15.マイルズ ―盟約暦1006年、秋、第12週―」への応援コメント


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    第五章読み終わりました。
    章を追うごとに右肩上がりに面白くなっていきますね。
    五章ではヒルダに焦点が当たり、見事にお気に入りの人物になってしまいました。

    最後には〝あの少女〟がとんでもないことになって登場する辺り、どんどん新たな謎が提示されて興味を失うことなど不可能なくらいの引っ張り具合ですw

    次章も大いに楽しみです!

    私も多くの小説を読んできたつもりですが、これほどの高みに達している作品にはそうそう出会えるものではありません。

    それが「なろう」でも「カクヨム」でも、この程度の評価なのかと思うと悲しくなりますが、一方で納得してしまうところもあります。

    これだけ丹念な描写を続けるには、相当な体力と精神力が必要だと思いますが、それは読む方の側にも一定の力を要求するということです。

    今のいわゆる「なろう小説」で求められているのは、気軽に読めて、分かりやすく、見せ場とカタルシスと美少女が満載で、かつ奇抜な設定の小説です。
    中身がスカスカでも、文章力が稚拙でも、それらを備えていればヒットしてしまいます。
    そういう意味では対称をなす本作は、ウェブ小説の世界での評価を得づらいのかもしれませんね。

    でも陳腐な言い方ですが「読んだ人なら分かるはず」です。一ファンとして書き続けてくれることを祈っています。

    【追記】
    なるほど、あそこはランスベルの視点だと思ったのですが、ヒルダの方だったんですね。納得しました。ありがとうございます。

    作者からの返信

    感想、応援ありがとうございます。

    趣味で短編をいくつか書いていたのですが長編が書けなくて、「短編つなげて長編にすればいいんじゃないか」と思い立ち挑戦したのが本作になります。

    そういうわけで小説全体や章単位での完成度を見ておらず、各話単位である程度読み切りのつもりで書いていたため息抜きポイントが無くなってしまった……というのはあるかもしれません。

    各章バランスが悪いのも後から整えようとしたせいです。後半まで読んでいただけたら見抜かれるかもしれませんが、後から全体のテンポを考えて省いたエピソードもあります。

    評価についてはご考察のとおりだと思います。
    コンテストに出してみたものの、周りを見たら場違い感がすごいというか……(^^;)

    今回目を通しながら再投稿していく中で、もっと工夫できたなとか、冗長的過ぎたなと思う箇所もありますし、頑張ってまた書いてみようと思います。

    ※ご指摘の部分について
    本作全体に言えることなのですが、どういう恰好をしているかがあまり書かれていないですね。この場面ではランスベルが鎧のまま、ヒルダは軽装のまま、で戦ってしまっています。

    ストレス発散のための喧嘩というかじゃれ合いがしたかっただけで、あまり深く考えてないんじゃないかなぁ……と思います。

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