応援コメント

13.ジョン ―盟約暦1006年、秋、第7週―」への応援コメント


  • 編集済

    第三章を読み終えました。
    どんどん面白さが加速していて、読むのが本当に楽しい。
    書籍化されたら躊躇いなく買うレベルですね。

    三章はギャレットたちの物語に強く惹かれました。
    一方、過半を占めるランスベルの物語ですが、なかなか竜騎士に感情移入ができなくて戸惑っています。
    彼の行動の優柔不断さ故だと思いますが、今のところドワーフやエルフの方が魅力的に映ってしまいます。
    仮にも主人公ですから、この先いろいろ活躍してくれることを信じて読み進めていきます。

    第四章も読むのが楽しみです!

    ※ それと第一章から出てくる〈盟約の石版〉ですが、普通に考えると〈盟約の石板〉のはずですが、わざわざ石版としているのは、そこから文章を写し取って配布するような目的があるからでしょうか?(石版は印刷用語)

    《追記》お答えありがとうございます。多分意図して選択した表記だろうと思いましたが、職業病という奴で確かめずにはいられませんでした(笑)。おかげですっきりしました。

    作者からの返信

    いつも感想ありがとうございます。楽しんでいただけたなら幸いでございます。

    ランスベルは何百年も平和が当たり前の世界で「選ばれたから」竜騎士になったというだけの普通の子なんですよね。大人目線だと物申したくなるし、同世代目線だと「なんだよこいつ」となってしまうかもしれません。

    こじれてしまった家族の関係ってそんな簡単に乗り越えたり割り切ったりなんてできないよな?という本作のテーマの一つを背負ったキャラクターでもあります。

    最後まで書き終わって思ったのは、「あれ?一番主人公してるのギャレットじゃない?」だったのでヒロイックな部分は彼のほうがあるかもしれません。

    〈石版〉については文字だけでなくレリーフも刻まれていることや、ファンタジー作品で古代の遺物として登場する場合にこちらの言葉が使用されている例もあり、イメージに近いかなと思いました。