最後の竜騎士と黄昏の王国

第一章「竜の葬儀」

第一章の主要な登場人物と第一章のあらすじ

▼第一章の主要な登場人物

＜テストリア大陸＞

　◆ファランティア王国

　　・ランスベル……最後の竜騎士。

　　・マイラ……平民。侍女。

　　・アリッサ……亡命した女魔術師。

　　・テイアラン四九世……現国王。

　　・ステンタール……近衛騎士団長。王の騎士。

　　・ハイマン……将軍。王国軍の最高指揮官。

　　・モーリッツ……内政長官。

　◆北方

　　・ブラン……アルダー地方の王。

　　・ルゴス……スケイルズ諸島の王。

　　・ヒルダ……スパイク谷の王女。

　◆テッサニア（アルガン帝国属領）

　　・ロランド……テッサ王家当主。執政官。

　　・エリオ……ロランドの配下。

＜エルシア大陸＞

　◆アルガン帝国

　　・レスター……初代皇帝。

▼第一章のあらすじ

　テストリア大陸にあるファランティアの地は、ドラゴンとの〈盟約〉により人間の領土と定められた。その約一〇〇〇年後、ファランティア王国で最後のドラゴンが世を去る。国王テイアラン四九世は国を挙げて葬儀を執り行うと定め、周辺国の要人が集まって葬儀が行われる。その裏で最後の竜騎士ランスベルと帝国の魔術師との最初の戦いが起こる。

　そして葬儀の夜、帝国軍による奇襲攻撃の報せが飛び込んでくる。