リナリア・ローツェヴェルク
リナリア・ローツェヴェルク...Linaria_Rohtzewerk
頭頂高:12.5m
全高:14.75m
重量:52.5t
装甲材質:霊力充填型装甲
動力源:霊力
機体
世代:第7.5世代
出力指数:1000
概要
ゼルギアス・アルマ・ウェーバー専用リナリア。乗員2名。
カラーリングは真紅。
外見は「リナリア・シュヴァルツリッター」や「リナリア・ゼスティアーゼ」の流れを汲む(つまり三本角の兜を装備している)。
アルマ帝国の国章(天使と竜をあしらった紋章)を右肩に、皇室の紋章(薔薇と盾をあしらったもの)を左肩に付けている。
また、手持ちの盾にはブレイバのエンブレム(鷲、切っ先が上を向いた剣、そしてひし形の盾に狐の頭部のシルエットが入ったもの)を有している。
ロック機構により、「ゼルギアス・アルマ・ウェーバー本人」または「彼の血を引く者」でなくては扱えない。
カスタマイズの過程で、ノイベルトにより異常強化された筋肉や靭帯を用いている為、単純な膂力や瞬発力はリナリア・シュヴァルツリッター以上。霊力蓄積型反応炉は専用のものを2基搭載している(ただし後述の理由により、「無くても問題無い状態」と化している)。
動力源となる霊力は、パイロットの霊力量に依存する。
霊力は本体装甲や盾に纏わせて防御力を底上げしたり、近接武器に纏わせて攻撃力を底上げするのにも用いられる。
加えて、霊力によるテレポート能力も健在。後述の装備と併用し、一瞬で空中に移行することもまた然り。
視界は外部カメラ(ツインアイスタイル。ただしカメラアイが細長く、鋭い眼光となっている)による「全天周モニター」方式、または「網膜投影」方式を行う。
「全天周モニター」方式は、『広域的に戦況を確保出来る』代わりに、『視界が集中しない(必要の無いものまで目に入ってしまう)』欠点がある。
「網膜投影」方式は、『敵機に視界を集中出来る』代わりに、『見失ったときに探すのが困難になる』・『メインカメラを破壊されると(サブカメラの視界に切り替えるまでの)タイムラグが生じる』・『機体の首が連動して動き、敵に視線を悟られてしまう(デフォルト設定。調節すれば解除可能)』という欠点がある。
上記二つは、パイロットが必要に応じて切り替える。
なお、コクピットは球体状で、機体の姿勢に関わらずパイロットの体勢が一定になる構造である(パイロットの足元に重量増加の物質があり、更にコクピット自体が回転する構造であるため)。
表面には、純銀製の厚みのある層が張り巡らされている(落雷に代表される電撃から、パイロットを守るため)。
機体のところどころに発光部位があり、青い光を放射している(リナリア・ゼスティアーゼと同じ色)。
格闘戦を主体とする機体。
武装・装備
(標準装備)
●大剣×1
無骨な外見の大剣。全長12.5m、刃渡り10.0mである。
刀身が肉厚なため、攻撃だけでなく防御にも使用可能である。
更に剣先からビームを発することが出来るため、ランチャーとしても使用可能である。連射速度は速く、一発の威力は高め。
なお、剣先部分がひし形状に膨らんだ、独特な形状。
●可変式大盾×1
全高13.0m、装甲厚300mmの盾。
接地面に近い箇所に7つ宝石があるが、これは霊力を弾丸状に射出するための立派な武装。
霊力を増幅し、威力を高める為、霊力消費は大した量ではない。
この盾の真価は別にある。
手持ち部分を柄に、その他の部分が刃になり、大剣と化すのである。
底面の宝石は柄付近に配置されるため、射撃も引き続き可能である。
連射速度は速く、一発の威力は高め。
●30㎜機関砲×4(弾数425発×4、弾種
攻撃機"A-10C"に搭載されている機関砲。
胸部、肩部の内蔵兵器。
牽制や不意討ちに用いる。
法術で威力を強化されている為、同サイズのロボットが保有する装甲であれば、簡単に貫通可能。
●三段霊力圧縮装置×2
内蔵機関その2。
3つの空間のどれからでも、圧縮した霊力を添加可能である。
一時的ではあるが、霊力蓄積型反応炉と同様の効果を有している。
霊力の限界までの猶予を延長し、また霊力の効率を上昇させた装置。
●緊急強化システム×1
内蔵機関その3。
予め本システム内に貯蓄した霊力を消費し、機体の性能を瞬間的に引き上げるシステム。
デフォルトでは、120秒分の霊力を貯蓄している。限界まで貯蓄した場合、量は3,000秒分。
●障壁
機体全体を包み込むように発生する、霊力の障壁。
リナリア・ローツェヴェルクには「霊力を纏わせて防御力を底上げする」という機能が付いているが、皇女防衛の目的で追加された機能。
あらゆる距離の攻撃を無効化するが、霊力か耐久度が限界を迎えると使用不可になる。
しかし搭乗者の霊力は膨大であるため、そう簡単には突破不可能である。
●翼型ブースター×1
背面に装備するブースター。リナリア・シュヴァルツリッター同様、「翼状のプレートに、やや小さめのブースターが4つ」という構造。
翼部分には、追加装備を固定するマウントが2つ存在する。なお、口径が120mmまでの火砲、または無反動砲(=ロケットランチャー)であれば、固定したままの砲撃を可能とする。
飛翔時には白く輝く噴射炎が出る。
最大速度はマッハ4.5(5,508km/時)だが、意外にも小回りが効く。
●腰部円盤型武装固定マウント×2
臀部に存在する、「大剣」「可変式大盾」固定用の装備。使用しない時には、この装備に固定する。
360度回転する。
(追加装備)※この中から2門選択する。なお、本機は固定兵装を装備していない。
●30mmサブマシンガン
(弾数150発、弾種
●76.2mm速射砲
(弾数25発、弾種
●120mm滑腔砲
(弾数7発、弾種
●47mm速射砲
(弾数15発、弾種
●120㎜ロケットランチャ―
(弾数6発、弾種
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