【16話を思い出してみよう☆ミ】



あの日僕らは、気づかされたんだ。

500年程前、当時最強と謳われた魔法少女の手により、「りんご」は忽然と姿を消した。


「りんご」とは、遠い昔に食されていた未知の代物であり人類の祖先が食べたと呼ばれる「魔性の果物」だ。


存在その物を消された現在それを手に取るものや、朝食にしたりウサギさんや病室のお母さんが剥いてくれるなどありえないのだ。


もし叶うなら一度でいいから食べたかったと遺言を残すものも少なくはない。


「無くなってからでは遅いのだ。何もかも。」


【次回マジカルパンプアップユミコ】


「想像を創造に甦りんご☆ミ」

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