当たり前は、当たり前じゃないんだ。

本作はIT業界の大変さについて考えさせられます。
普段何気なく利用しているネット環境は、主人公たちのような人たちの汗と苦労の上に成り立っている。
と、読んでいて感謝の気持ちが湧き起こりました。
読み終えて、SNSやオンラインゲームができるのは決して当たり前ではないのだと肝に銘じていこうと思いました。

主人公は一人の勤め人です。
何の変哲もない、私たちと同じ一人の人間です。
大それたことはできません。
でも作中で起きた大きなトラブルに対し……

これ以上はネタバレになりそうなので控えます。
ただ、死中に活を求めて諦めない人間に、奇跡というものは起こるのかも?
気になった方はぜひ読んで下さい。