可恋、初登場時は超然としつつも儚くてどこか弱々しい雰囲気でしたが、今は儚くはあるものの力強さがあって、陽稲と出会ったことによる変化が凄く感じられます。
とはいえ、やはり心配な陽稲の気持ちも分かりますが。
でも陽稲、今だって役に立ってない訳じゃないですからね。ちゃんと支えになってますから。これからだって、そう望み続け、努力し続ければいつかは……。
なんて、どうも可恋の体調が悪いと、ちょっとしんみりしてしまいます。
作者からの返信
素敵な感想ありがとうございます。
4月5月投稿分の改稿作業をしていますが、可恋と陽稲の距離感など様々な違いを感じます。
特に可恋は陽稲との出会いをきっかけに他人と関わるようになり、世を儚んでいたところがかなり薄れました。
一方、陽稲については本人以上にその凄さを可恋が理解していると思います。
可恋は早熟過ぎるので陽稲が焦るのは仕方ありませんが、地道に一歩ずつ力をつけていけばと願いますね。
暖冬のお蔭で可恋がようやく復調した模様です。
これで心置きなく陽稲も”あの日”に向けて無茶振りできるでしょう。笑。
可恋さんの、悟り切った言葉、中学二年生には思えないですよね。
生きていられるだけでも幸せ……
こんな、彼女の考え方は、きっと、物凄く考えて、考えて、時に悩み苦しみながら、至った結果なんでしょうね。