消えたGWを偲んで

昨年に執筆されたらしい作品ですが まさにゴールデンウィークが「消えた」2020年に読むと
味わい深いですね

GW・夏の匂い・0.1秒という3つのワードで
宇宙まで持っていかれる飛躍力にとどまらず
舞台設定の説明に手を抜いていない

そのうえで
登場人物の必死感がちゃんと描写されているのがいいです
ばかばかしい筋書きですが 小説の構成としてはとても丁寧で端正な印象すら受けます
笑ったなあ