7話あらすじ(※小説のあらすじです。本編ではありません)
あたしが惚れたのは伝道者!? 七話あらすじ
中学三年生の四月。中学校生活最後の一年が始まり、あたしも播磨くんも、それぞれの目標に向けて努力をする中、放課後はいつもと同じように二人で聖書レッスンを行う。
中学校生活の中で、変わったこともあれば変わらないこともあったあたし達は、それでも出会った時よりも確実に、お互いのことを理解し合えてきていることを感じていた。
そうした中で行われた、中学校生活最大のイベント、修学旅行。
住み慣れた東京を出発して京都へと向かう新幹線の中、クラス替えで再び一緒になった親友の麻耶ちゃんとあたしは、残り少ない中学校生活をどう過ごすかについて語り合う。
一方、播磨くんも同じクラスの根本くんや他の男子達と、中学生らしく好きな女子の話なんかをしていた。もちろん播磨くんはまだ好きな人はいないと言うものの、話を振られた根本くんはやけに慌てた様子で自分もいないと答える。
そんな会話をしながら京都へと到着するあたし達。
地元の神社の神主の娘でもある麻耶ちゃんは、たくさんの神社仏閣に大はしゃぎ。神社の由来などを嬉々として語る麻耶ちゃんとは反対に、播磨くんはテンションが低くなっていく。そんな様子の播磨くんを見た麻耶ちゃんは、こんな時くらいみんなと一緒に行動しなさいと珍しく突っかかる。
修学旅行中だからとはいえ、麻耶ちゃんらしくない言動に首を傾げながらも、それ以外は特にトラブルもなく、あたし達の班は京都市内を巡る。
そしてホテルに着いたあたしと麻耶ちゃんは、同じ部屋のみんなと枕投げをしたり、ホテルの売店でお土産を買ったりして、修学旅行を満喫する。
そうして修学旅行初日が何事もなく終わりを迎えようとしていた時、あたしは根本くんに呼び止められ、二人きりで話をすることに。今までの学校生活や小学校の時の話なんかをしながら、それなりに楽しい会話していたのだけど、あたしが播磨くんの話をしだすと根本くんの表情が曇っていく。あたしが怪訝に思ってそのことについて尋ねると、あたしと根本くんちょっとした口論になってしまう。そして感情的になった根本くんがあたしに告げたことは、根本くんが今まであたしに言わず、胸の中に秘めていたことで、あたしは頭が真っ白になってしまい……。
普通の中学校で繰り広げられる、普通とはちょっと違うあたしの毎日。中学三年生になって、あたし達の恋の行方も複雑に絡み合う!?
読んだ人が、それぞれ自分の修学旅行を思い出すかもしれない、思い出たっぷりな修学旅行編の前編。
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