第5話 独立系小商店な街の本屋さんとコッペパン

 街の本屋さん。

 めっきり少なくなりましたよね。

 それでも見つけると、なるべくその土地にちなんだテーマの本や、その店ならではの本を買うようにしています。

 そうした本の発見が楽しいんですよね、街の本屋さん。

 

 さて、雑貨好き、本好きの友人を案内するのに、谷根千を歩いてきました。

 下見です。

 今までも何度かぶらぶらしてはいるのですが、限られた時間で回るとなると、下見は欠かせません。


 地元の知人から、GW中谷中銀座は観光客で溢れて原宿の竹下通りのようにぎゅうぎゅう詰めでにっちもさっちもいかない状態だった、と聞いて、う回路も確認しておこうと、うろうろ。


 谷中、根津、千駄木、日暮里の辺りは、個人経営の雑貨屋さんや、古書店、ギャラリーが多いので、歩いていて面白いです。

 その街が好きでお店やってます、という感じが好きです。

 ひょいと見かけた路地にも、ちょこんと看板が顔を覗かせていたりして、つい寄り道してしまいます。

 昔から在るお店、様変わりしたお店、新しくできたお店、それぞれが混在して街になっています。


 あれ、こんな所に新顔さんが……


 ダメですね。

 今回は下見なんだから。

 これでは、時間が計れません。


 一通りルート確認をして、ゴールは往来堂書店。

 千駄木駅と根津駅のまん中辺り、ちょっとだけ千駄木寄りかな。

 不忍通りに面した街の本屋さんです。

 

 そこでどんな本を買ったのかは、また後ほど。

 「不忍ブックストリートMAP2019」と手書き印刷の「往来っ子新聞」をいただきました。


 並びにある大平製パンでコッペパンのたまごドッグを買って、今日は家お茶をすることに。

 


 本日の〆は、電車の中で目を通した「往来っ子新聞」の欄外のこの一文を。



「独立系小商店は日本の地域の財産です。町にちらばったそれらは、暮らしに彩りを与え、人と人とのつながりを生みます。」


 

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