第4話 湖
湖に小石を投げた。
ポチャン
静寂を破り、湖は波紋を立てる。
「僕は世界を変えたんだぞ」
隣の誰かが、大きな石を投げた。
ボチャン!
湖はさらに大きな波紋を立てる。
「これが才能だよ」
僕は湖からそっと立ち去った。
まるで波紋の一部のように。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます