第2話 雨は水じゃない。

雨が降っていた。

出かけるには傘が必要。

靴も濡れてしまうと明日に響く。

服も濡れたのが目立たない色にしないと。

雨を眺めるだけで、考えることはたくさんある。

そんな私に行先は無いし、

雨が止むこともきっと無い。

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