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  • 1つ、また1つと──への応援コメント

    初めまして。2022年の夏、カクヨム甲子園に挑戦するため、過去の受賞作を読んでみようと、受賞作まとめのページをひたすら研究していた者です。

    そして、名取雨霧さんに出会えました。2018年度カクヨム甲子園で、圧巻の大賞を受賞された、名取雨霧さんの「少女は鍵を三度失くした」……あの作品を読み終えた直後、凄すぎるあまりにしばらく呆然としていました。カクヨム甲子園SS部門の中で、今でも、あの作品が最も輝いていると思います。4000字以内という縛りであの構成・伏線・読後感……最高でした。

    それから、最近は名取雨霧さんの作品を読み漁る日々です。

    本作も、主人公は少女に対して懐かしさや既視感を覚えながら、少女の正体は一切分からないまま最後まで突き進み、読者を惹き込むお話でした。ノンストップで読み進めることができ、読ませる原動力とはこのことかと、圧倒されました。名取雨霧さんの作品は読後感がほんのりと暖かく染みるものが多くて、すごく好きです。

    執筆活動、応援しています。素敵な作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    三嶋悠希さんはじめまして。
    素敵で心温まる、僕には勿体ないようなご感想をありがとうございます。僕の作品が好きとこんなにも丁寧に言葉にしてくれている人がいる事実だけで、小説を書いていたことがなんだか報われたような気がします。

    大学が忙しくしばらく小説から離れていたのですが、三嶋さんの作品がまさか今年の大賞作だったとは......読ませて頂いたところ、大変面白い構成で、短編の可能性がいかに無限大なのかを改めて気付かされました。きっと三嶋さんのおかげで、来年度はもっともっとバリエーションに富んだ短編がカクヨム甲子園に寄せられることでしょう。

    同じ作家仲間として、これからもお互い良い作品を作っていきましょう。ご感想ありがとうございました!

  • 1つ、また1つと──への応援コメント

    初めまして。
    「少女は鍵を三度失くした」を拝読させていただいて以来、名取雨霧さんの作品に強く心を惹かれている者です。貴作を読み進めていると、贈り物のリボンを解いているときのような柔らかな幸せを感じます。終盤に隠された真実に驚きを覚えるとともに、登場人物たちの最適解を一緒に見守ることができたような気がして胸が暖かくなるのです。
    このお話もすごく素敵でした。同じような境遇に身を置いたことのある二人が、互いを知ることによって前を向ける。実は私自身がそのような筋の話を書いたことがあったのですが、設定等に反省点がいくつも生じてしまいました。今回名取さんの作品を読ませていただき、「こんなふうに話を組み立てることもできるのか」と大いに参考にさせていただきました。
    日常にもしかしたらあるかもしれない、誰かの大切な非日常を描くような作風が本当に好きです。今まで何度も感嘆させていただきましたが、今回この気持ちをお伝えするべく、この場を借りてこのお話以外のことまで述べさせていただきました。長々と失礼しました。これからも応援しています。

    作者からの返信

    雨の弓さん、大変光栄なご感想ありがとうございます。贈り物のリボンを解くときのような柔らかい幸せ、日常にあるかもしれない大切な非日常など──雨の弓さんは本当に作者を喜ばせるような表現が上手いですね。笑 コメントを頂いて正直僕は凄く舞い上がってしまっています。書いてて良かったと思える瞬間って、きっとこういうときのことを言うのでしょう。
    僕は自分が読みたいと思う小説を書いて、読者の皆さんと感性を共有出来ればとオmっていたのですが、それだけじゃなく小説の参考にまでなるとは、恐縮です。

    とても長くなってしまいました。とにかく、本当に嬉しい感想をくれて、ありがとうございました!


  • 編集済

    1つ、また1つと──への応援コメント

    これはいい話…。面白かったです。
    一つ一つ感覚が「満たされたから」抜け落ちて最後に透明になるのいうのもとても良かったです。

    作者からの返信

    戒めツブヤさん、素敵なご感想ありがとうございます。このお話では未練がなくなったら成仏という設定を一個人の感覚に応用させて頂きました。そこに気づいた上、お褒めの言葉まで頂けるなんて、作者冥利に尽きます。