詩集

しま

ピアノとお気に入りの女

ピアノに小柄なお気に入りの女をのせる

ピアノはじゃーんと不協和音をかなで

手をピアノに置いて

ピアノはまたじゃーんと不協和音を奏で

その愛しい唇に愛を伝えるべく自分のを重ね合わせる

上目遣いで可愛い顔してこちらを見上げるものだから

余計にたまらなく汚したくなった

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