【短編】他サイトの短編コンテスト応募用(2023年以降の執筆)

   

 同じく「他サイトの短編コンテスト応募用」に書いたもの。こちらは2023年以降の執筆作品です。


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『古式ゆかしいプレゼント』

https://kakuyomu.jp/works/16817330656587195545


【一言】

「NOVEL DAYS」三題噺バトル 第6回お題「目覚まし時計」「猫」「チョコレート」応募用。


【執筆】

 2023年2月11日。


【初出】

「NOVEL DAYS」2023年2月14日。


【生まれた経緯】

 安直な発想ですが「チョコレート」といえばバレンタイン。また、これも安直かもしれませんが、残りの二つ「目覚まし時計」と「猫」はイコールで繋いでみました。「猫」が「目覚まし時計」になる理由や仕組みを考えたら生まれてきた設定があり、そこから物語を考えました。


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『天才くんの耳栓は』

https://kakuyomu.jp/works/16817330657189049748


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第190回「静けさの中で」応募用。


【執筆】

 2023年2月4日から2月5日。


【初出】

「エブリスタ」2023年2月6日。


【生まれた経緯】

 応募テーマが「静けさの中で」だから「静けさ」にこそ意味があるような物語になるはず。そこを発想の原点にしたら「凄い静けさを生み出すような魔法の耳栓」というアイテムが頭に浮かび、こんな展開になりました。


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『黒猫が「また会えたね」と私に囁く』

https://kakuyomu.jp/works/16817330659932826841


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第196回「また会えたね」応募用。


【執筆】

 2023年5月10日。


【初出】

「エブリスタ」2023年5月11日。


【生まれた経緯】

 コンテストのバナーイラストを見て考えた物語です。

 塀の上の黒猫と、それを見守る人物の後ろ姿。黒猫がウインクしているように見えること、後ろ姿の人物が服装もリュックも灰色系統なことあたりが、発想の原点でしょうか。少し非現実で全体的に暗いイメージの物語が、頭に浮かんできたのでした。


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『せっかくのプール開きの日に』

https://kakuyomu.jp/works/16817330661948689530


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第199回「雨よ降れ」応募用。


【執筆】

 2023年5月24日。


【初出】

「エブリスタ」2023年5月24日。


【生まれた経緯】

 以前に書いた短編『雨なので部活は中止』みたいに、心の中で雨降りを喜ぶ学生の話にしてみよう。そんな考えから思いついた物語です。

 結果的に『雨なので部活は中止』とは正反対の、明るい作風になりました。

 なおカクヨムに転載したのは8月14日、ちょうど「水泳の日」でした。


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『雨降れば悪夢も終わる』

https://kakuyomu.jp/works/16817330661949679168


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第199回「雨よ降れ」応募用。


【執筆】

 2023年5月26日から5月28日。


【初出】

「エブリスタ」2023年5月29日。


【生まれた経緯】

「雨よ降れ」と願う者がいる以上、雨が降ったらその者にとって良い出来事が起きるはず。そこから「雨が降ったら終わる悪夢」という設定を考えました。さらに、ホラー小説の「わからないからこそ怖い」という方向性も目指してみました。


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『OMIAI』

https://kakuyomu.jp/works/16817330662255098355


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第201回「AI」応募用。


【執筆】

 2023年7月18日。


【初出】

「エブリスタ」2023年7月18日。


【生まれた経緯】

 テーマの「AI」について考えていたら、ある朝ふと、寝不足の寝起きの頭に浮かんできました。出オチっぽい話なので、一応は出オチにならないよう、なるべく後半まで隠すようにしたのですが……。読者の方々にはバレバレかもしれませんね。


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『「これからもよろしくお願いしますね」と言われたけれど』

https://kakuyomu.jp/works/16817330662289648210


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第200回「これからもよろしく」応募用。


【執筆】

 2023年7月17日。


【初出】

「エブリスタ」2023年7月18日。


【生まれた経緯】

 物語に意外性を含めたくて、発言としては「これからもよろしく」を使いつつ、その逆になるような展開を考えてみたら、こんな物語が頭に浮かんできました。


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『おたまじゃくしはカエルの子』

https://kakuyomu.jp/works/16817330662312692505


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第203回「おくすり」応募用。


【執筆】

 2023年8月2日から8月3日。


【初出】

「エブリスタ」2023年8月3日。


【生まれた経緯】

 昔話の「人魚姫」では、尻尾を消して脚を生やすために「おくすり」に頼りましたが……。そんなものを使わなくても同様の自然現象があるではないか。そんな思いつきから生まれた物語です。

 ただし、その「思いつき」をいかに小説っぽい展開に活かすか、その部分に関しては良いアイデアが浮かびませんでした。結局あまり上手い展開にならず、オチらしいオチもつかなかった気がします。


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『夏の終わりのカレンダー』

https://kakuyomu.jp/works/16817330662980425361


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第205回「夏の終わり」応募用。


【執筆】

 2023年9月2日。


【初出】

「エブリスタ」2023年9月2日。


【生まれた経緯】

 9月1日の夕方、外出からの帰り道。「9月になったのに、まだ日差しがきつい」と感じたら、なんとなく頭に浮かんできました。

 最初は特にコンテストを意識せず、成人男性を主人公(語り手)として考えましたが、すぐに「これは『夏の終わり』テーマに合致しているから、そちらに応募できる」と思いつき、さらに「超・妄想コンテスト応募用ならば、出来る限り児童向けっぽくした方が良さそう」という考えから、主人公や文体などをそれっぽく変更しました。


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『暑い夏こそ熱い食べ物』

https://kakuyomu.jp/works/16817330663360381523


【一言】

「NOVEL DAYS」三題噺バトル 第8回お題「上司」「課金」「炎天下」応募用。


【執筆】

 2023年7月21日。


【初出】

「NOVEL DAYS」2023年7月21日。


【生まれた経緯】

 素直に考えて「課金」といえばゲーム。それを別のお題「炎天下」とイコールで結んで、最後に残りのお題「上司」を組み込みました。


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『そうだ、トイレへ行こう』

https://kakuyomu.jp/works/16817330665526694796


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第204回「そうだ、〇〇へ行こう」応募用。


【執筆】

 2023年8月25日。


【初出】

「エブリスタ」2023年8月25日。


【生まれた経緯】

 コンテストページにあった「ふいにどこかへ行きたくなることはあれど、すぐに実行!とはなかなかいかないもの」という説明。それを見て「そうだ、〇〇へ行こう」発言が微妙にあてはまらないシチュエーションを考えたくなり、こんな物語が頭に浮かんできました。


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『13番テーブルの恐怖』

https://kakuyomu.jp/works/16817330665527106980


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第204回「そうだ、〇〇へ行こう」応募用。


【執筆】

 2023年9月1日から9月2日。


【初出】

「エブリスタ」2023年9月2日。


【生まれた経緯】

 ファミレスで飲食中に思いついた物語です。

 実際にはおそらくズボンの皺が素肌に触れた感触だったのでしょうが、テーブルの下で太ももに何かがポタッと垂れたような感触があり、ギョッとしました。同時に「もしも水滴が落ちるはずない状況で落ちたら」と妄想して、ホラー短編が頭に浮かんできたのです。

 元々はコンテストとは無関係に投稿するつもりで、むしろ「もう少し早く思いついていたら、カクヨムでやっていた『ご当地怪談』イベントに出せたのでは?」と思うほどでしたが、そちらは既に終わっていた時期。結局、半ば強引に「そうだ、〇〇へ行こう」要素を加えて、仕上げることになりました。


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『夫婦の間に隠し事は存在しない』

https://kakuyomu.jp/works/16817330667652067476


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第211回「夫婦」応募用。


【執筆】

 2023年11月23日。


【初出】

「エブリスタ」2023年11月23日。


【生まれた経緯】

 一般的な「夫婦」に関してならば、結婚している方々の方が詳しいはず。独身の私が書くならば、何か突拍子もない発想で……。

 そこを原点として、夫婦といえば結婚、結婚といえば結婚式、結婚式といえば指輪交換。その連想で思いついた物語です。


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『彼女が見つけたハイヒール』

https://kakuyomu.jp/works/16817330667800023112


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第206回「発見」応募用。


【執筆】

 2023年10月11日。


【初出】

「エブリスタ」2023年10月11日。


【生まれた経緯】

 いつだったか忘れましたが、Twitterで流れていた「彼氏の部屋で見覚えのないブラジャーを発見」というツイートと、それに対する返信の一つ「もしも元カノのブラだとしたら、その元カノはノーブラで帰ったのか?」。これを見て想像した内容が、発想の原点です。

 その発想からかなり捻って、以前に『D山の遭難事件 ――山の中で見た光――』という短編に仕上げたこともありますが、今回の方が、より元々の発想に近い物語です。ただし「男性の部屋で女性がブラジャーを」というのは性行為を連想させるでしょうから(コンテストの性質上、子供でも読める内容にした方が良いと思ったので)、ブラジャーではなく靴にしておきました。


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『桜、それは僕たちの新しい仲間』

https://kakuyomu.jp/works/16817330669250272395


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第194回「桜を嫌いな理由」応募用。


【執筆】

 2023年4月3日。


【初出】

「エブリスタ」2023年4月3日。


【生まれた経緯】

 テーマが「桜」そのものでなく「桜を嫌いな理由」だったので、その「嫌いな理由」がポイントだろうと考えて、最初に頭に浮かんできたのは「桜という名前のお姉さん。自慢の姉だったのに、大学受験で『サクラチル』となり、引きこもりに。それを想起させるから桜は嫌い」みたいな物語でした。

 しかし、この手の「桜つながりで桜を嫌い」は皆が考えそうだと思いましたし、短編コンテストの総評ではよく「最初に思いついたアイデアは捨てましょう」と書かれていたのを思い出して、珍しく今回はそれに従ってみました。

 そこで発想の自由度を高めるために「SFかファンタジー路線にしよう」という方向性で思いついたのが、こんな物語です。


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『満月の夜に出会った男』

https://kakuyomu.jp/works/16817330669332569782


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第207回「月夜の遭遇」応募用。


【執筆】

 2023年10月22日。


【初出】

「エブリスタ」2023年10月22日。


【生まれた経緯】

 お題は「夜の遭遇」ではなく「月夜の遭遇」なのだから「月」がひとつのポイントのはず。

 そう考えた時にふと頭に浮かんできたのが「月の満ち欠けと月の出入りの関係について子供の頃に習ったなあ」ということ。ただし、その「月の満ち欠けと月の出入りの関係」の具体的な内容はほとんど忘れていたので改めて確認するうちに、こんな物語を思いつきました。


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『黒猫が満月を見て涙する』

https://kakuyomu.jp/works/16818023213244171491


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第207回「月夜の遭遇」応募用。


【執筆】

 2023年10月28日から10月29日。


【初出】

「エブリスタ」2023年10月29日。


【生まれた経緯】

 コンテストページのバナーイラストに、満月を見つめる黒猫が描かれていました。そのイメージから考えた物語です。


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『エイプリルフールのパラドックス』

https://kakuyomu.jp/works/16818093074704368309


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第219回「エイプリルフール」応募用。


【執筆】

 2024年3月27日。


【初出】

「エブリスタ」2024年3月27日。


【生まれた経緯】

 お題である「エイプリルフール」について考えながら歩いていたら、スーパーに入ろうとしたところで、ふと思いつきました。その程度の小ネタです。


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『嘘発見器を騙せ!』

https://kakuyomu.jp/works/16818093074746717093


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第219回「エイプリルフール」応募用。


【執筆】

 2024年4月1日。


【初出】

「エブリスタ」2024年4月1日。


【生まれた経緯】

 以前に投稿したエイプリルフール短編が(既に投稿済みなので)コンテスト応募用には使えず、それを残念に思う気持ちがあったせいでしょうか。少しだけネタ被りするような、でも全く違う方向性の物語を思いつきました。

 一応、それとは別の「『エイプリルフール』テーマでミステリ作品を書きたい」みたいな気持ちからも始まっています。ただし現代科学の範疇を少し超えているので「ミステリー」ではなく「SF」としましたし、未来設定にしたおかげで最後に一つ思いついて加えた要素もあるので、出オチっぽい内容でありながら、SFミステリとして自分では気に入っています。


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『ポケットの中で繋がるあなたの手』

https://kakuyomu.jp/works/16818093074854961635


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第213回「ポケットの中」応募用。


【執筆】

 2024年1月19日から1月23日。


【初出】

「エブリスタ」2024年1月23日。


【生まれた経緯】

 テーマが「ポケット」ではなく「ポケットの中」だったので、自然に「中」というのを意識させられたのでしょうか。テーマを見た瞬間から「自分のポケットが他人のポケットと繋がる」という設定が頭に浮かんでいました。

 ただし、その「繋がるポケット」を使ってスリや痴漢という悪用路線にするか、あるいは、ほのぼの恋愛系で「はたから見たらそれぞれ自分のポケットに手を入れているカップルが、実は繋がるポケットを介して手を繋いでいる」みたいな話にするか。しばらく迷った結果、結局どちらも微妙に使う格好になりました。


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『白衣の男の正体は』

https://kakuyomu.jp/works/16818093074914401079


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第214回「ふるえる」応募用。


【執筆】

 2024年2月4日から2月7日。


【初出】

「エブリスタ」2024年2月7日。


【生まれた経緯】

 いかにも寒そうに震えている女性が、コンテストのバナーイラストに描かれていました。それを見て「そういう女性をメインにして書こう」「でも『寒いから震えている』では単純なので何か別の理由で『震える』設定にしよう」と思い、こんな物語が頭に浮かびました。


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『妖精の声を聞いたので』

https://kakuyomu.jp/works/16818093076579206398


【一言】

「NOVEL DAYS」三題噺バトル 第10回お題「大人」「妖精」「探偵」応募用。


【執筆】

 2024年3月27日。


【初出】

「NOVEL DAYS」2024年3月27日。


【生まれた経緯】

 よくある概念ですが「大人になったら妖精は見えない」というのが「大人」と「妖精」から頭に浮かび、また「大人」と「探偵」からは、子供向け探偵小説の「探偵」と大人ならば誰でも知っている現実の「探偵」との違いが頭に浮かんだので、その二つを組み合わせました。

 なお作中の天気の変化やケーキ屋の店員については、書き始める前は全く頭になくて、書いているうちに自然に出てきた要素ですが、実はその辺りがこの小説の一番のポイントかもしれません。少なくとも自分ではとても気に入っている部分です。


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『今日も地球の人口は知らないうちに減っている』

https://kakuyomu.jp/works/16818093077117860459


【一言】

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第216回「あなたを消した理由」応募用。


【執筆】

 2024年2月17日から2月18日。


【初出】

「エブリスタ」2024年2月18日。


【生まれた経緯】

 テーマは「あなたを消した理由」ですが、その「消す」について「何から消すのか」を考えました。例えば「失恋が辛いから」という理由ならば「記憶から消す」がのはず……と考えていく中で、頭に浮かんできた物語です。

 結構ありがちな発想だろうとは思いましたが、とりあえず形にしてみました。

   

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