第5話 蘇る幼き思いでⅡ

((もしかして…由佳。お股痒いのかな?))

((痒くなる時あるよね、でもこんなところで手で搔けないもんね・・・))

((でもなんか、由佳の表情エロい・・・見なかったことにしとくね。。。))


 100円コーナーの物色も終わり、通常棚の物色、そして文庫本やマンガ、

同人誌コーナーを巡りにめぐり、必要最小限の買い物をした。

私はJK。大人買いなんぞ出来るお金はありませぬ。(早く大人になりたい)


買ったのは○○さんの缶バッジとキーホルダーそして、BL同人誌。

これで今月のお小遣い無くなったぜぇ~(汗。。


会計を済ませて、テンション上げな私たち。

買ったものを近くの神社のベンチで開封して見せあいっこした。

この瞬間がたまらないのです。(私たち、異常ですか?)


周りから見ればどうでもいいであろう会話ではしゃぐ私たち。

ずっとどうでもいい話をしていたいのに無情に沈んでゆく太陽。

楓:「じゃあ、そろそろ帰りますかね」

由佳:「えーもうそんな時間?」

楓:「ですです」

由佳:「ほな帰りますか」

楓:「何故に関西弁・・・」

二人:「じゃあねーバイバ~イ」


楽しかったお買い物。

早く帰ってこっそり読むんだBL誌・・・

自転車を漕ぐ速さが自然と早まる。

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