第9話 問題です

問題です。




 夜の舞踏会に美女が舞い降りました。


 その名は新田しんでんレラ。瀟洒なドレスを身に纏い、ガラスの靴を履いた新田しんでんレラは瞬く間にグリム舞踏会に出席した男性を虜にしました。それは某国の王子様をも虜にする絶大な魅力に溢れていたのです。



 王子様と新田しんでんレラは意気投合してダンスを踊りました。



 王子様のリードに身を任せてフロアを巡り回る新田しんでんレラ。


 踊る彼女はさながら天使のようで、観衆はふたりのステップに見惚れてしまいます。そして……ダンスが終わったときのことです。王子様が求婚を申し出ます。


 うれしはずかしウキウキな新田しんでんレラ。答えは決まっています。



 ですが新田しんでんレラは答えを告げずにグリム舞踏会から逃げてしまいました。




 どうして新田しんでんレラは答えを告げずに逃げてしまったのでしょうか?




 5回質問したのちに解答をお願いします。





A子「質問します。新田しんでんレラさんはバツイチだったのでしょうか?」




B美「NO」




A子「新田しんでんレラさんは犯罪者だったのでしょうか?」




B美「NO」




A子「新田しんでんレラさんは小学生くらいの幼女だったのでしょうか?」




B美「NO」




A子「グリム舞踏会は夜通し行う舞踏会でしょうか?」




B美「YES」




A子「新田しんでんレラさんさんの愛車はかぼちゃの馬車ですか?」




B美「YES」




B美「では、解答をお答えください」




 この後に答えがあります。

 ご確認ください。


































A子「十二時の鐘が鳴った」




B美「正解!」




※補足


『シンデレラ』を題材に作った話ですので答えはこうなります。興味があれば『シンデレラ』をお調べ下さい。












 息抜きになったら幸いです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る