なろうテンプレの大まかな展開はあの時代劇たちと似てないか?

なろうテンプレって水戸黄門や暴れん坊将軍と似てないですかね。

あとは必殺仕事人か。


水戸黄門や暴れん坊将軍を知らない人に大まかに説明すると、江戸時代のお偉いさんが身分を隠して、町に行き、人々を困らせる悪に向かって、最後に身分を明かして、成敗するという勧善懲悪的な話です。


詳しくは自分で調べてください。

必殺仕事人は少し違いますが、これも自分で調べてください。

たぶん、親やお爺ちゃん、おばあちゃんに聞いた方が早いと思います。

リアルタイムで見てると思うので。


さて、なろうテンプレの大まかなテンプレはこうなっています。


主人公、異世界に転移する(集団の場合もあります)

能力を手に入れるが中途半端or使えない能力と判断

使えない人材だと判断され、追放される

追放、途方にくれるが、実はその能力が強いことが判明

自由なので、自分の思うままに生きる

ヒロインたちと出会ったりなどして、さらに強くなる

追放した人たちと再会し、その人たちを見返す


他にも神様転生などのいろいろなパターンもありますが、主に使われるテンプレはこれですね。


水戸黄門などと似てないじゃないかと思う人もいるかもしれません。

ですが、主人公の能力が実は強い事や強くなっている事を追放した側は知りません。

水戸黄門などの冒頭の身分を隠す部分をなろうテンプレだと能力に置き換えることでそれを成立させているのです。


そして、追放された主人公を正義、追放した側を悪と考えれば、勧善懲悪になるとおもいませんか。


神様転生のパターンでも基本は主人公は能力を誤魔化したり、神様によって転生した事を隠すので、そこら辺も水戸黄門などと同じ感じはします。


そして、水戸黄門などの話ってわかりやすく、安心して見れるんですよね。


ぐだぐだ書いてますが、何が書きたいのかといいますと。

なろうテンプレってやってる事は水戸黄門などの異世界版じゃないのという話です。


自分が考えたなろうテンプレの一つの答えはこれですね。


水戸黄門などの異世界版の答えだとキャッチコピーのスマホ特化型テンプレートの結果になってないじゃねーかと思うかもしれませんが、次はそこに至る関連の話なので安心してください。

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