第22話 戦いの果てにあるもの



カイン達率いる青年団と自衛団たちが、盗賊団の船の異常に気がついたのは、船の甲板に女性三人が出てきた事だった。

その女性達が人質であるとわかった彼らは、カインが叔父に手配させていた大型船を盗賊団の船へぶつけ、盗賊の船へと乗り込むのだった―――。

甲板にいた盗賊団は、急に乗り込んできた自衛団、そして青年団に驚きを隠せないでいたが、すぐさま剣や斧、拳銃を発砲するなど、瞬く間に甲板は戦闘の場へと化していた。

他の者が戦っている間、カインは甲板上にいるはずのセレナを探すも見つけられず、唯一あったのは、甲板の隅に不自然に広がっていた網ぐらいだった。

網は人質に使った物ではないかとカインは考え、すぐさま網があった場所の船の下、海面を見た。

海面は暗闇が広がっていたが、甲板上はお互いの船の照明で明るく、海面の底から浮かび上がってくる僅かな小さな水泡をカインは見逃さなかった。人の呼吸による水泡と察知したカインは、勢いよく海へと飛び込むのだった。




カインが海へと飛び込んだ時、極寒の水の冷たさが彼の身体を襲ったが、本当に張り裂けそうな痛みが広がるのは、水中の中でカインが瞳を開けたときだった。

カインの目線の先には、海中の暗闇の底へと沈んでいる動かないセレナの姿だった。

(セレナ!!)

カインは鋭く張り詰める冷たさの水を感じぬほど、無我夢中で水中を泳ぎ、腕を伸ばした。そして、ようやくセレナの元へと近づき身体を抱えると、カインは明かりが差し込む水面、本来の世界へと急ぎ泳いだ。

暗闇と光が交差する水面からカインとセレナの身体が浮かび、水しぶきがあがった。

「セレナ!!!!おい、しっかりするんだ!!!セレナ!!」

白い息が出るという寒さに気もとめず、カインは必死に意識を失っているセレナを揺さぶり、起こそうとする。

だが、セレナは目覚めなかった。

長く極寒の海の中にいたせいか、触れる皮膚は、冷たく、血の気がなかった。

月の光に照らされたその顔からは、常世の闇に旅立った人間にしか見えず、カインに恐怖が一瞬よぎった。

――大切な人が、一人逝ってしまう。

堪えられるはずがなかった。

「俺に断りもせず逝くなんて、許してないからな!」

カインは、水面で待機していた仲間のボートに急いで向かっていた。ボートの上に搭乗しているライナーが、心配の声をあげる

「カイン!セレナは無事か!?」

「くそっ!息をしてないんだ!早くボートを寄こせ!」

ボートがカインとセレナ二人のところへと到着すると、カインとライナーはセレナの身体を急いで船内に上げた。

ボートの上に引き上げられたセレナの身体に、すぐさま毛布が掛けられる。

まだ秋とはいえ、寒さが長いこの地の海。冷たさは氷点下も珍しくない。髪の毛の先からは、流れ落ちる雫が月の光を受け、青白いセレナの顔を一層引き立てながらも体温を奪う。

その姿はあまりにも現世の人間に見えなかった。

カイン自身も海中からボートに乗り、濡れている服をもいとわずセレナを揺さぶった。

「セレナ、しっかりするんだ!!」

「カイン、あんまり揺さぶるな。メイド服の腕に血が付いてる。怪我してるかもしれない」

ライナーが制止するが、ライナー自身もセレナの様子に、ショックを隠しきれずにいた。

カインがセレナの手を握るが、握り返されることはなく、あるのは氷の様に冷たい、セレナの体温だった。

このことはカインを徹底的に絶望させた。

一緒に未来を築きたかった人がいた。なのに、その光は一生を終えようとして、俺をおいていこうとしている――。

(お願いだから眼を開けてくれ・・・・!)

「セレナ・・・。俺を、・・・・おいていくな。君の眼に映る・・・最後が、昏い海で終わってほしくない――」

人の眼もはばからず、そのままセレナの唇に自身の唇を合わせる。

助けたい一心だった。

息を吹き返してほしかった。会えないのは嫌だった。

もう一度、君に会いたい。こんな別れは信じたくなかった。

――だから。

「お願いだセレナ。眼を開けてくれ・・・!」

唇から離したあと、セレナはゆっくりとゆっくりと瞼を開け、グレーの瞳がみえてきた。

「――――セレナ、俺が・・わかるか?俺だ・・カインだ!」

「・・・・カイン・・様?」

セレナはゆっくりとだが、言葉を話した。

「・・・・セレナ!!俺がわかるか?」

「はい・・・」

「どうして俺から離れようとした!俺がどれほど心配したとっ・・・・・!!!」

カインは激情を抑えられず、声を荒げてしまっていた。だが、セレナが自分の頬に手を添えてきたのに目をみはった

「・・・カイン様、会いたかった・・・・・」

セレナはカインの頬に触れながら、眼を閉じ涙を零すのだった。夜の光に照らされ、セレナの美しい微笑みだった。

セレナに話したい事が山ほどあった。

黙って祖国に帰ることを承諾したこと、叔父が話してくれた、自分の見合いの為にセレナが身を引いたということ。

確かめもせずに身を去ろうとするセレナにカインは怒っていた。

大事なことを一人で決め、相談もなかったことに。そんなにも頼りない男と見てたのかとセレナに言いたかった。

―――だが、それは今はどうでもよかった。

「セレナ、好きだよ」

自然と出た言葉だった。

「これで、もうどこにも行くなよ。俺はお前が大事なんだ。だから、ずっと一緒だ・・・」

「はい・・・・」

カインはそのまま強くセレナを抱きしめた。

弱く、小さかったが、抱きしめた時にセレナの鼓動を感じていた。

セレナが連れ去られて4日後。捜索して、ようやく見つかった光であった。




                ♢




セレナに意識が戻ったあとに、甲板上では盗賊団と自営団と青年団の戦闘が決着した。盗賊団は全員捕縛され、カイン達一行はそのまま大型船へ合流したのだった。

セレナは毛布が掛けられたまま、傍にはカインが付き添っていた。

(セレナ・・・。助けが遅れてすまない・・・)

意識を取り戻し、言葉に反応してくれるようになったのは有難かったが、こうして手を握っているだけでもわかる身体の冷たさ。そしてその身体から吐く弱く小さな白い息。横たわっているセレナの体温はギリギリのところまで冷えていた。そしてカインにとって一番気がかりなのは、腕と肩にある怪我。

セレナを医者へと診せに馬を走らせようとしたカインだったが、寸前で止めたのはライナーだった。

「馬での移動よりも、冷えた身体を一刻も早く温めることが先だ」と、ライナーに説得され、カインはセレナを甲板の上に横たわらせると、少しでも温まるようにと手を握っていた。

ライナーは「身体の中からも温めたほうが良い」と言って、セレナのすぐ傍でライ松明の炎で湯を沸かしている。

暫くして、セレナと一緒に監禁されていた令嬢シルフィア、乳母のサラが別の場所で保護され、救援のこの大型船の甲板へと案内されてきた。

令嬢シルフィアはセレナの姿に最初ショックを受けていたが、今では静かに毛布に包まってセレナの体調を見守っている。

一方、ここから遠い甲板の場所では、セレナを攫った盗賊団は衣服がボロボロの状態のまま縄で縛られており、その周りには自衛団、青年団が取り囲んでいた。

距離は遠いというのに、さきほどから長官の声や、カインの友人たちの声、喧騒が甲板中に響いており、カインの耳にも届いていた。

特に、先ほどから自衛団の長官の大声は良く響いていた。

「これで監獄所に盗賊団を送り込み、今までの盗品の販売ルート、余罪、貴族の館の侵入ルートなどの取り調べだ。これで我々自衛団の汚名は返上され、隣国の盗賊団を逮捕というのに・・・・!!!なのに、お前ら―――!!」

自衛団の長官は盗賊団の船に、未だに乗っている青年たちに怒号をあげていた。

――そう。作戦は成功して、万万歳なのだが、それだけでは腹の虫がおさまらない奴らがいた。

カインの友人―――ジョン、ジョルジュ、ジークたちだった。

彼らは、盗賊団の船に灯油を撒き、壊す気満々で両手には木の松明たいまつを持っている。明らかに盗賊団の船に、火をつける気であることは一目瞭然だった。

「お前ら、めんか!!、この戦いでお前たち平民にも、褒美が出ることには間違いないはずだ!それに、被害者に金を多く返すためにも、そこまでにしとけ!」

「え?こいつらの船、丸焦げダメなの?こいつら、セレナ拉致らちっておいて代償はボコるだけって、それはないよな―」

ジョンは冷ややかな笑みを保ったまま、ボロボロとなった盗賊団の船に静かに火を近づける。

「十分殴っただろうが、お前ら!」

「それが何?セレナは冷たい海で死にそうだったんだぞ。丁度いいから、これ燃やしてセレナのための暖炉にしていいだろ?」

比較的冷静なジークまでも、ジョンの意見に賛成の様だった。

「こんな船がずっとあったら、怒りがぶり返すからな。いま、木材としてセレナの為に有効活用したいんだが」

「まだ物的証拠も残っているかもしれないから、まだその船を焼くことは出来ん!!だが、お前らが言う通り盗賊団は厳重に処罰として、終身刑も視野に裁判を受けさせるつもりだ!だから、ここは一旦引け!」

長官の必死の説得に流石に諦めたのか、三人は「へいへーい」と言って、不満ありげにしぶしぶ引き下がっていた。

その一連の会話を見ていたカインは、心の奥底から沸々と湧き上がってくる感情を感じていた。

(終身刑・・・?セレナをこんな目に合わせた奴らが・・・?)

何日も閉じ込められ、男達から必死に逃げて、セレナは海で死にかけていた。

あと少しでも救助が遅く、助け出すことができなかったら、永遠に会うことは出来なかった。

今まで大切にしてきた者を突然横から奪っていったにも等しい、こいつらの行いが終身刑で足りるはずがなかった。

一夜明ければ、自衛団たちはカインたちが届かぬ場所で約束どうりきつい尋問を行うだろう。

だが、その果てにあるのは、結局は監獄の中で規則どうりの生活を過ごすだけという刑罰に過ぎない。それだけで、この気持ちが治まるはずがない。

ちょうど盗賊団の横には、今まで盗まれた美術品、宝石類、サミュエルの部屋から奪ったであろう日本刀などの盗品の山が積み重なっている。

「ライナー・・。セレナを頼む」

気づけば横でセレナに白湯を飲ませるライナーに伝えながら、濡れたままの脚は歩き出していた。

「え、おい、カイン!」

後ろからライナーが叫んでいたが、もう目の前の奴らしか見えなかった。

俺が今まで愛しんできた光は未だに苦しんでるっていうのに、生きる努力もせず、ただ奪い取って私腹を肥やそうとする盗賊団が許せなかった。

このまま許せるはずがなかったのだ。

カインの只ならぬ気配を感じとった自衛団隊員や子分たちは、おのずと身を寄せ、カインの前には先ほどまであった人垣が自然と退き、道が出来ていた。

その道をカインは辿っていく。そして盗品の上にあった日本刀を手に取ったまま、縄で捕らえられた中央の頭領がいる前でようやくカインの歩みは止まった。

「まだ、そいつらに聞いておきたいことがある。どうして、セレナを攫った?」

止まることで、カイン自身の髪に、濡れた水滴がポタポタと床に散っていく。

まだ海へと飛び込んだときに濡れた衣服は乾いておらず、冷たい夜風が髪をなびかせていた。

だが、カイン自身は身体が熱砂のように熱くてたまらなかった。

身体の底から湧き上がってくるその衝動に全身がうずいていた。

ただそれだけが湧き上がって仕方がなかった。

「おい、ジョンかジョルジュ!誰かカインを止めろ!完全にキレてる!!」

「カイン様・・!お、お待ちください!!」

後ろで呼ぶ声がうるさかった。

(今から料理するっていうのに)

そうすればこの渇きは治まる。なぜだかそう、確信が持てた。

「―――答えろ」

――この時、すでに幼いころのカインの片鱗が見えていた。

カインはセレナに出会う前、両親が死んでからは一人で暮らしていた。

さすらう獣のように、貧困者や孤児が多く住む街のはずれを転々としながら過ごしていたのだった。

当時の街は、建物や道が舗装が整っているとは言い難く、低所得者たちが酒や女で遊び、犯罪も多かった。そんな街では親に見放された幼い孤児や少年達が生活する少年たちの心はすさんでおり、食べ物を巡っての喧嘩や仕事を巡っての縄張り争いも起き、それ故に困窮から犯罪に手を染め牢獄で息絶える子供も多かった。

子供にとって、最悪な環境だった。

だが、カイン少年は、その幼い外見とは違い、自分より二倍はある少年、青年たち、悪さをしに襲い掛かる人間を血に染めていた。

自分自身が生きるために、しなくてはいけないことだった。

「――俺たちの顔を、盗みを働いてるところを見たのと、奴隷として売れそうだったからだ」

甲板で周囲が見守る中、盗賊団の頭領と呼ばれていた男が答えた。

彼の顔には左目に大きな殴られた跡があり、他の盗賊達も酷い有様だった。

「――――ふ、そんな理由でセレナを攫ったということか。ゴミ屑なお前たちが考えそうなことだな!!」

「おい、カイン!!いくら何でも、止めろ!!」

叫びながら近づいてくる足音を感じながら、目の前にいる頭領に狙いを定め、美しく光る刃で大きく切りかかろうとした。

「カイン様ダメ――――――!!」

周りは夜の漆黒で、船の照明のみで甲板を照らす、静かな場所で、声はここにいる全員に響いた。

瞳で横を向くと、辛いはずのセレナが身体を起こし、こちらを見て言葉を発していた。

「・・・・カイン様、・・・お願いです。おやめくだ・・さい・・・・!人を斬ってしまえば、あなたの家は・・・存続が危ぶまれます!!!そして、あなた様も・・・!」

殺傷事件を起こせばいかなる理由があろうと、この国では大きな醜聞になった。

そして、人々は事情を知らぬまま口々に憶測で批評し、経営していた事業は立ち行かなくなり、貴族は落ちぶれていく。そして、生きる術を失った貴族、当主は自ら死を選ぶか、路頭に迷うほかなかった。

シュバイツア家が伯爵家でも例外はないだろう。

いつの世も傷害事件を起こした者は忌み嫌らわれた―――。

「・・・・・お前を死に追いやろうとしたんだ。許せるわけがないだろう!!!」

「それで・・も、、、!貴方が手を汚すことはない!!」

グレーの瞳で涙して叫んでいるセレナの姿がそこにはあった。

(どうしてだ?どうして泣く?お前のためにしてることなのに)

「セレナ、まだ、体調が戻ってないのに」

シルフィア嬢が横になりながら身を乗り出しているセレナを介抱する。

その手に支えられながら、セレナの言葉は続いた。

「あ、・・・あなたの今までの努力が失われてしまいます!・・・・貴族として今まで頑張ってこられた、努力が・・!私は大丈夫ですから・・・。あなたに夢を・・・、夢を叶えて欲しいんです」

セレナは、屋敷でカインがどれ程貴族社会で認められたかったかを知っていた。

そして、その頑張りも、両親の風評によって自分がどれほど苦労を重ねたことも―――。

日記でも日々の頑張りを応援してくれたセレナ。

それを、自分の将来を壊したくないと言う。

だから、セレナは人目もはばからずに大声をあげた。

長い間人から奇形と蔑まれた少女が。

「それでも俺は・・・・・・」

カインはそう言うと、そのまま大きく刀を盗賊団の頭領へと突き刺した。

「カイン様!!」

―――カインが振りかざした日本刀は盗賊団が被る三角帽を切ったところで終わっていた。

あと少しの力でも込めれば、頭が刃で食いこんでいたことだろう。

――――カインはゆっくりと、頭領の黒い帽子を刀で取ると、そのまま帽子を甲板へと勢いよく振り落とした。

いつの間にか傍にいたジョルジュが大きな息を肩でしながら、

「セレナの言うとうりだ」と言って、手にあった日本刀を受け取った。

カインは静かに盗賊団から背を向け、少しだけ後ろを振り返ると、

「次は容赦しない」

――そう言っていた。


               ♢



海上での戦闘から夜が明け、昇りながらの太陽の光を受けながら、一台の馬車が森から都へと駆けていた。

車内にはカインに抱きかかえられながら眠っているセレナと、シルフィア、乳母のサラが搭乗していた。保護された三人は、囚われていた間体調に異常がないかも含め、シュバイツア家お抱えの医師に見せるために道を急いでたのだった。

「貴方がセレナのご主人様だったのね。監禁されてるときに聞いてたけど、もっと渋いおじさんかと思ってたわ」

シルフィアがずっと沈黙の車内に痺れを切らしたのか、カインに話しかけていた。

「まだ若造ですよ」

「けど、・・・・・・貴方たちお似合いなのかもね。海賊に切り込んでいった貴方と、セレナ。海賊と渡り合ってたもの」

「―――昔、セレナから聞いたことがあります。神父という人が、海で漂流してたとき、輸送船に助けられたことがあると。そして、輸送船の荷物を狙う海賊船と戦ったことがある勇敢な人だった・・。そこから、セレナは知ったんでしょね、戦い方を。けれど、遅すぎたせいで無理をさせてしまった――」

悔やむことが多すぎた。

もっと早く、早く来れたらと思う。

思った以上に時間がかかってしまった。

本当は居場所がわかり次第、乗り込むチャンスはあった。だが、連れ去られた令嬢、セレナ達を逃がすことが最優先事項。その安全性を無視することは流石にカインも出来なかった。

もし、他国の令嬢であるシルフィア嬢が怪我でもしたら、国際問題にも触れる。乗り込んだとしても、もし人質としセレナ達に刃を向けられたら、こちら側は手も足も出ないのだ。

そのため、カインたちはどうやって救助するか、盗賊団が停泊している場所の傍の建物で監視体制を指揮しながら、頭を抱えて救助方法について議論をしていた、その時だった。

他国の貴族シルフィアと、乳母のサラ、セレナが船の甲板の上に出てきたという見張りの報告を聞いたのは・・・。

事態は急展開となり、すぐさま相手側に気づかれないよう救助ボートを向かわせ、待機させていた大型船を盗賊団の船へ衝突させた。

そして、五十人以上の男達が海上で戦うという事態になったのであった。



            ♢


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