第6話 大丈夫

レオ「おい、大丈夫か?」

「うん。ありがと」


レオ「何で電話しなかった?」

「大丈夫って言ったじゃん」

レオ「襲われてたのに?」

「今日は運が悪かっただけだよ」

レオ「はぁ..お前なぁ..」

「心配しないで!貴方が思ってるほど、私は弱くない。それに..」


それに..馴れ合い過ぎるとレオのこと....


好きになりそう//.. 何て言えない。


レオ「なんだ?」

「あぁ嫌、何でもない」


レオ「帰るぞ」

「1人で帰れる。..っ痛..」

まただ。また痛くなって..


レオ「おい!大丈夫か?」

「だ..大丈夫..」 

な訳ないのに..素直になれなくて、

「気にしないで..」

って1人で帰って来ちゃった。



心配してくれたのに..


最近、取り立ての日じゃないのに会ってるから、側にいないとき少し寂しく思ってしまう。仕事中でもレオのこと考えることが増えた。


これって、私もしかして、レオに恋しちゃったのかな?


ヤクザに恋する私って....


なんて考えるうちに、寝ちゃった。

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