第4話 お客さん

今日も元気にバイト中。ファミレスは親子や学生がいて賑やかだからすごく楽しい。


店員「いらっしゃいませー。こちらの席へどうぞ」

店員「1名様来店でーす。」

店員「お水どうぞ、注文決まりましたらボタンでお知らせください。」



ピンポーン


「私行きます。」

店員「お願いしまーす。」



「お待たせしました。ご注文...どうぞ.. 」

レオ「マルゲリータとポテト」

「マルゲリータとポテト承りました。届くまで少しお待ちください。」

レオ「お前が運んでこい。」

「えっ..わ..わかりました。」



「お待たせしました。マルゲリータとポテトです。」

レオ「ちゃんと仕事してるんだな」

「早く借金返さなきゃいけないんで」

レオ「可愛くねぇなぁ。褒めてやってんだから喜べよ」

「ヤクザに褒められても嬉しくない。」

レオ「おい、いいのか?客にそんな態度で」

「うるさいなぁ。食べに来ただけなら早くたべて帰ってよ。」

レオ「はぁ..わかったよ。じゃあ終わったら電話しろ。」

「何でよ?」

レオ「夜道1人はあぶねぇだろ?」

「別に大丈夫だよ。いつものことだし。」



店員「お会計お願いします。」

「はーい。」

レオ「...」

「じゃ、そういうことだから」



「合計で1,980円になります。ちょうどいただきます。ありがとうございました。」

店員「「「ありがとうございました。」」」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る