2番目でも良いから最高の目覚めの後に「3周年おめでとう」と伝えたい名も知らぬキャラクターの物語

吾妻燕

【KAC2】内緒事

 兄が「家中の本を棚から引っ張り出す」というテロ行為に励んでいたので、妹である二葉は可及的速やかに標的の動きを封じる必要があった。どんな理由があろうとも、床を本だらけにする所業を許すわけにはいかない。

 幸いにも未だ、二葉の部屋まで被害は及んでいない。けれど、それも時間の問題だ。所有する本の大半は如何なっても構わないが、萌えと性癖が詰まった薄い本を打ち撒けられるのだけは頂けなかった。いろんな意味で。

 喩え相手が親愛なる兄上でも容赦はしない。

 リビング内に設置している本棚が下段まで蹂躙された時、二葉は足元にあった雑誌を拾い上げた。気分は宛ら、人生初の暗殺命令を授けられた戦闘員。息を潜め、音もなく、しかし素早くテロリストの背後へ忍び寄る。そして、振り上げた雑誌を一思いに振り下ろした。

 渾身の一撃を頭頂部に受けた標的は、痛みを堪えるべく患部を押さえて蹲っている。効果はバツグンらしい。ちらりと見えた武器の名は『暮しの手帖』だった。

「いっっった!! なにすんだよ二葉!!」

「社会人二年目にもなって非道な行為を繰り返す兄を止めるのは、良識ある女子大生で妹でもある私の役目だと思って」

「非道って……そこまでじゃなくない?」

「……ほぼ足の踏み場がない状態にしておいて、何言ってんの」

 これ見よがしに溜め息を一つ。『暮しの手帖』を本棚へ仕舞いながら不服そうな兄──嘉寿壱に「片付けは一人でやってよね」と告げて、二葉は孤島となってしまったソファーを目指す。顔を覗かせているフローリングは非常に少なかった。足先で書籍達を除けても良いのだが、心の中のレディーが「行儀が悪いからお辞めなさい」と咎めてくるので、二葉は渋々しゃがみこむと適当に雑誌を数冊重ね、適当に進路の外へ移動させた。

 付けっ放しにされていた五十二V型液晶テレビには、ニュース番組が映し出されている。どうやら、老若男女の関心を最も集めている事件に進展があったらしい。

「……ねえ、お兄ちゃん。これ見た?」

「あ? なに?」

「盗まれてた絵、戻ってきたんだって」


 一週間前の出来事である。

 日本人油絵画家──不知火結慈の作品『天国の花畑』が、生誕一五〇周年を祝う展覧会『不知火結慈展』から盗まれる事件が発生した。

 事件発覚直後は、転売を目的とする絵画泥棒の仕業とされていた。が、犯人に辿り着くための手掛かりが不自然なほど発見されず、会場となった美術館のセキュリティーの高さなどから鑑みて、今では内部に詳しい者の犯行とされている。

 犯行時刻さえ不明瞭な謎多き窃盗事件は、あらゆる媒体で報じられた。

 視聴率の獲得に必死なテレビなんて連日、お祭り騒ぎだった。特に民放各局は元捜査一課の刑事だの、某美術大学にて美術史を教えている教授だの、絵画コレクターだの、様々な展覧会の開催に携わった元美術館館長だのをコメンテーターとして召還し、経験と知識と推理を披露させるのに忙しかった。視聴者の反応は、日が経つに連れ「しつこい」「うんざり」が増えていったけれど、番組プロデューサーに視聴者の声が届くことはないらしい。今日も元刑事が朝から「やはり内部の者、美術館関係者か展覧会に携わっているスタッフの犯行でしょう!」とドヤ顔で喋っている。

 二葉にとって絵画盗難事件は、さほど興味のない話題だった。知っている情報も、テレビやネットニュースに出ている範囲にとどまっている。

 最新情報によれば「『天国の花畑』が展示場所に戻された」のは良いが、「絵はズタズタに切り裂かれていた」らしい。

「絵を切り裂くなんて、犯人は酷い奴だね」

 料理本を積んでは退かし、小説を積んでは退かしながら、やっとソファーに到着する。備え付けのクッションを抱えて飛び乗る二葉へ、嘉寿壱が「お前、絵とか好きだったっけ?」と問いかけた。

「別に、好きじゃなし興味ない。美術とかよく解んないし」

 事実、二葉の脳はフェルメールやレオナルド・ダ・ヴィンチといった有名だったり話題になったりした名前は知っていても、それ以外の芸術家は全く記憶していない。作品だって、作品と表題が一致するのは代表作だけだ。

 不知火結慈という画家も『天国の花畑』という油絵も、今回の事件で初めて耳にした。もしも誰かが『天国の花畑』を盗まなければ、二葉は全くの無知なまま年老いて、今世を終えていたに違いない。

 のろのろと本を棚に片付ける嘉寿壱が「好きじゃないのに『酷い奴』って言うなんて、変わってるな」と呟く。変わっているだろうか。常識的に考えて、他人の芸術作品を勝手に盗んで壊すのは酷いことだし、その行為を実行した者は酷い奴なのでは。

「うん、まあ……そうなんだろうけど」

「……なんだか煮え切らないなあ。何が言いたいの、お兄ちゃん」

 嘉寿壱は目を伏せて「うーん……」と唸る。稍あって、視線を二葉へ戻すと「お前さ」と口を開いた。

「不知火結慈の作品で『天国の花畑』以外に名前あげられるやつ、ある?」

 二葉は天井を仰いで数秒間、記憶の引き出しを漁る。出てきたのは『蝶を食む少女』だった。

「あれって、一番有名なやつでしょ? 美術の教科書にも載ってたもん」

「そうだね、不知火結慈が天才と評価されるキッカケになった作品でもある」

 けれど、二葉の『蝶を食む少女』に対する評価は「ひたすらに不気味」の一言に尽きた。鮮やかな色彩は美しく、蝶の翅や周囲を飾る花の描写も見事だった。特に少女の瞳は蠱惑的で、平面に描かれた油絵に過ぎない筈なのに何故か惹き付けられた覚えがある。

 素人目にも『蝶を食む少女』の素晴らしさは理解できた。が、同時に、名状しがたい何かが腹の底から沸き上がってくるのも確かだった。

「『天国の花畑』は不知火結慈の処女作だ。でも、知名度では二番目なんだよ。知ってた?」

「……ああ、まとめ記事で読んだかも。先に蝶のほうが注目されて、その後に花畑が評価されたんだよね」

 華々しい『蝶を食む少女』とは異なり、『天国の花畑』は陰鬱とした作品だ。

 曇天の下に広がる数多の桜草は「流石天才!」と言わしめる巧みさで表現されている。けれど、暗色ばかりの天国は、万人が想像する光景とは程遠いものだった。

 不知火が描いた精彩に欠ける天上の理想郷は、専門家やファンの間で評価が大きく二分されていた。その影響が多少なりとも反映されているのだろう。今回の事件は『天国の花畑』を評価していない者が犯人なのではという推理を掲げる人も少なくない。

「まとめ記事かあ……ネット社会に生きる若者らしいというか、清々しい程に短絡的というか、哀しいぐらい浅はかというか……」

 やれやれとでも言うように首を振って溜め息まで吐く兄を、二葉は「何よ、文句ある?」と睨め付ける。

「お兄ちゃんだって、まとめ記事読むでしょ?」

「読むけど。『おもしろ画像』のまとめ以外、興味ない」と、嘉寿壱は笑った。色の白い、節榑立った手が本のタワーを拾い上げる。

「じゃあ、あのは載ってた? 不知火が処女作を完成させた年齢が十歳ってやつ」

「十歳!? え、嘘。ホントに?」

「あくまで噂だけどな」と言いながら、嘉寿壱は変わらぬ鈍さで本を仕舞っていく。

「他にも『天国の花畑』に纏わる噂は色々あるんだ。例えば、絵に使われている黒っぽい赤色は不知火の血液だとか。花畑の下に違う絵が隠されているとか」

「うわ、胡散臭あ。まるで都市伝説か何かみたいじゃん」

「そうでもないよ」

 嘉寿壱が再び笑う。先程とは違い、嘲る意味を含んだような笑みだった。二葉は自分の眉間に皺が寄るのを感じた。

「世界には、画家自身の血を混ぜた絵の具で描かれた絵が存在しているらしい。絵の下に絵があることも珍しくない。今でこそ著名な画家達も無名時代に貧乏生活を強いられた時には、経費節約のために過去の作品を潰して、新たな作品を上書きしていたんだ。現代風に言えばリサイクルさ。血液入り絵の具について俺はよく知らない。けれど、キャンバスの使い回わしに関しては、X線調査だとかで解明されているから知ってるよ」

「へえ、そうなんだ。……お兄ちゃん、絵とか好きだったっけ?」

 聞き覚えのある問い方をしたのは態とである。二葉には、嘉寿壱が芸術に精通しているとは思えなかった。過去、そちらの方面に興味を示していた記憶もない。兄の全てを知っているわけでは決してないけれど、正直とても信じ難かったのだ。嘉寿壱から絵画に関する事柄を語られるのが。

 更に言えば、ちょっとした苛立ちもあった。小さな嘲笑いが無性に悔しかったのである。

「いいや、好きどころか興味もない」

 嘉寿壱はキッパリと言い切った。

「でも、この件は別だよ。好き嫌い関係なく、興味がある。如何して犯人は、を狙ったのか。売るにしてもアンチの仕業にしても、狙うなら一番を標的にするのが効果的だ。なのに、何故『天国の花畑』だったのか。リスクを冒してまで、切り裂いた絵を元の場所に戻した理由は何なのか」

 奇妙な輝きを秘めた瞳が、二葉へ向けられる。

「二葉は気にならない?」

 気にならない、訳ではなかった。

 如何して一番有名で、一番値打ちがありそうな作品を選ばなかったのか──二葉も抱いていた疑問だった。自分が犯人だとして、裏社会で儲ける為に盗むとしたら、絶対に『蝶を食む少女』を狙う。若しくは一番でも二番でもない、けれど値段が高そうなやつ。計画を実行する場所とタイミングだって重要だ。捕まる危険性を考慮して、警備が厳しい美術館は出来るだけ避けたい。転売ではなく単純に作品を損ねたいだけなら、より一層慎重になる。

 二番目を狙った理由は、果たして何なのか。二番目──『天国の花畑』でなければならない絶対的な何かがあったのか。非常に心惹かれる点だった。

 けれど、素直に「気になる!」と頷くのは癪だった。兄の言葉に心を動かされた証明みたいで少し……いや、かなりムカつく。二葉はプライドを守るために「それよりも」と話を逸らす作戦にでる。

「お兄ちゃんが本を散らかしてる方が気になるよ。何してんの? 探し物?」

「ああ、これ。いや実はさあ……昆虫図鑑あったじゃん。俺が持ってる本の中で二番目に大切にしてるやつ。あれが行方不明なんだよ」

「また二番目……知らないよ。大体、未だ昆虫図鑑なんて大切にしてんの? あの図鑑って小学生の頃に買って貰ったやつじゃなかった?」

「おう、そうだよ」

「いい加減、卒業しなって……もう大人なんだからさ」

「いや、あれは別。俺、あの中に諭吉挟んでるんだ」

 余りにもあっさりとした発言に、二葉は自分の耳が聞き間違いを起こしたのかと思った。「諭吉? 今、諭吉って言った?」と訊き直せば、首を縦に振って肯定される。

「は……はあ!? 何で昆虫図鑑に万札なんて挟んだの! お兄ちゃん馬鹿!?」

「いい隠し場所だと思ったんだよー。ネコババする可能性第一位な我が妹は昆虫が苦手だし。特に幼虫ダメじゃん。だからアゲハの幼虫が表紙にドーン! って載ってる図鑑なら、絶対安全だった筈なのに……」

「私が犯人かよ! ネコババ第一位!? 失礼極まりないな!?」

「『天国の花畑』同様、内部の犯行だと思う。……自白するなら今だぞ、二葉」

「私な! わけ! ないでしょ! この馬鹿兄貴!!」

 苛立ちを表すように、二葉は抱えていたクッションを投げ付ける。いとも簡単に避けた嘉寿壱は「そんなに力強く否定するなんて、益々怪しい」と目を細めた。

「隠すとしたら部屋か、よし」

「よし、じゃない! ちょっ、待っ、私の部屋に入ったら殺すからね!?」

 制止の声を無視して嘉寿壱は足早にリビングのドアを通り抜けた。慌ててソファーから降りた二葉も、急いでリビングを飛び出す。自室が荒らされるのを防ぐ為にテロリストを仕留めたのに。今更ロックオンされるとは! 

 二葉は階段を駆け上がろうとする兄の背中に抱き付くと、動きを封じるべく必死になって踏ん張った。その行動が嘉寿壱の疑念を更に深めることになるのだが、乙女の秘密を死守することで頭がいっぱいの二葉には全く考え付かぬことだった。


***


 数日後。「『天国の花畑』盗難・損壊事件」は、呆気なく幕を下ろした。不知火結慈の曽孫──朔次郎が自白したのである。

 動機は嘉寿壱も語っていた「花畑の下に違う絵が隠されている」部分にあった。報道によれば展覧会の初日、不知火直筆の手記が発見されたらしい。手記には、ある少女の死に関する記述が残されていた。

 不知火結慈が初めて恋をした少女──叶香は病弱な女の子だった。庭先の花を愛で、鳥の囀りと蝶の舞いを愛おしむ生活を送っていた叶香を、不知火は幼いながらも愛していた。同時に、この世の凡ゆる美しいモノの中で、限りなく最上に近い存在だと思っていた。やがて、彼は願うようになった。少女の美しさを永遠に遺したい。可能ならば、自分が彼女の美しさを高めてあげたい。

 叶香は病の苦しみに耐え切れず、自ら首を斬って自害したことになっている。けれど、実際に首を斬ったのは不知火結慈だった。愛する少女を殺めた少年は、肌の白さと鮮血のコントラストに酷く興奮した。まるで誰にも侵されていない深雪の上に散らばった山茶花の花弁のようだった。不知火は少女の最期を、鮮烈な緋と白で描いた。でも、誰の瞳にも映したくない。自分だけの物にしたくて、上から桜草を重ねた。

 曽祖父がしたためた罪の告白に、朔次郎は絶望にも似たショックを受けた。囁かれ続けている噂も思い出した。

 もしも告白が真実ならば、今すぐにでも闇に葬ってしまいたい。パニックに陥った犯人は衝動のままに絵を盗み出した。正気を取り戻したのは、無惨な姿に成り果てた『天国の花畑』を目にした瞬間だったと言う。

「二葉の言う通り、犯人は酷い奴だったな」

 朝食に用意したトーストを咀嚼しながら、嘉寿壱は退屈そうな口振りで感想を述べる。二葉はトーストに乗せた苺ジャムを見つめて「そうかな」と返した。

「『ひいおじいちゃんが人殺しでした』なんて知ったら、どんなに素晴らしい作品でも『無かったことにしたい!』って思っちゃうもんじゃない? 況してや例の噂だってあるわけだし」

「まあ、動機自体は理解できなくもないよ。でもさ、それって作品には直接関係なくね?」

「……え、なんで? めっちゃ関係あるでしょ」

「いいや、全っ然関係ないね」

 トーストを飲み込んだ嘉寿壱がハハハと、如何にも作った笑い声を上げる。

「よく考えてよ。倫理だとか常識だとか、美的感覚がぶっ飛んでたのは不知火結慈本人じゃん。彼は欲望をキャンバスに落とし込んだ。だ。確かに人殺しは大罪だよ。でも、裏を返せば、少女を殺さなければ『天国の花畑』は生まれなかった。つまり作者と作品は別物だと思うんだよね」

「……うぅん……それって『作品に罪はない』ってやつ?」

「その通り、絵に人は殺せないからね」

 満足気に頷いて言葉は紡がれ続ける。

「第一、現実が嫌ならんだ。そうすれば真実は永遠に灰の中だし、血塗れの少女が表に晒されることはなく、天国が切り裂かれることもなかった」

「手記を……」

「そう」吐息混じりの声を零して、嘉寿壱はコーヒーカップを引き寄せる。

「犯人がやったのは、盗難でも損壊でもない。一種の墓荒らしだよ」

 墓荒らし。

 兄の一言を聴いて二葉は納得した。

 陰鬱な『天国の花畑』は『少女の墓』だったのだ。初恋相手を手に掛けようと思い立ち、実行した少年の心境を完璧に理解することは出来ない。いや、恐らく理解してはいけない部分なのだろう。でも、上書きされた天国が、なぜ暗く哀しげだったのか。その点だけは分かる気がした。

 曇天の下で咲き誇る、沢山の桜草。小さく愛らしい花達は、不知火なりの弔いだったのだ。

 もしかしたら、少女への愛でもあったのかもしれない。

「『蝶を食む少女』……あれって、記憶の中で生きる、初恋の女の子をモチーフにしてるのかな」

「へえ、なかなかロマンチックな見解だね」

「…………」

 気恥ずかしくなったのを誤魔化すように、二葉はトーストに齧り付いた。大き目に残された果肉と、ぷちぷちとした種の食感が楽しめる苺ジャムが、二葉のお気に入りだった。程よい甘みを堪能しながら、連想ゲームの如く思い出した話題に移る。

「そういえば、昆虫図鑑は見つかったの?」

「ああ、あれ」

 嘉寿壱は満面の笑みを浮かべて「見つかったよ」と言った。

「先週、図鑑の仕舞い場所を変えたんだ。それをすっかり忘れててさあ。無事、見つかりました。ありがとうございました!」

 恭しく下げられた頭に、二葉は「あっそ」と素っ気なく返す。無事、発見されたのなら何よりだ。死んで以降も秘匿していたい趣味を守り抜いた甲斐があったというものである。

「見つかったなら何よりです。これからは仕舞い場所を忘れたりしないでよね」

「勿論だ、可愛い妹を疑うのは心が痛い」

 さも本心から述べている風体を装い「ごちそうさまでした」と両手を合わせる姿を眺めながら、内心で舌を打つ。心が痛いだなんて、とんでもない嘘っぱちだ。嘉寿壱の中で二葉は相変わらず『ネコババする可能性第一位』なのだから。特別な発言がなくとも察せられる。妹の勘だった。

 せめてもの反抗に、手近にあった台付近を投げつける。親愛なる兄上はひらりと躱すと、ニヤリと口角を釣り上げて笑った。


(了)

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