余韻が残る、静かであたたかい物語。

タイトルの「猫」につられて読み進めました。
「俺」の普通さと「あちら側」の異常さが、私たちの日常では時々曖昧になります。物語と知りつつも「俺」の行動に浄化されました。そして距離…(驚)さらに浄化された思いです!ラストもいいですね。
まさしく春のひだまり。私の中にも、春のひだまりが広がりました。