19. 誕生日とお酒の思い出。

ハロー!B・Dです。

お酒は好き?


日本はアルコールに寛容だって言われている。

これについて、ボクもアメリカとの違いをいろいろ考えてみたことがある。


まず、日本ではアルコールに弱い人が多いらしい。

だけど、アメリカ人でも自分の飲める量を超えて飲んだら、酔っぱらいになるだろう。

実際、ボクもすごく酔ってる人を見たことはもちろんあるし、皆さんも映画などでそういうシーンを見たことがあるよね?


一番の違いは、公共の場所で酔っておかしなことやったり言ったりする人を見ることが少ないってことかな。屋外で飲んではいけないし、明らかに酔って歩いてると捕まる場合もある。

アメリカではお酒に厳しいんだ(興味のある人は調べてみてください)。


仕事の帰りに社員同士で飲みに行くこともそんなに多くなくて、仕事が終わったら早く家に帰りたい。もし飲みに行くとしても、家の近くが多いかもしれない。あとは、自宅や誰かの家でパーティを開いて飲む。


だから、仕事帰りに気軽に飲みに行くことが多くて、会社のそばで飲んでから家に帰るまで公共の場を歩いたり乗り物に乗ったりすることが多い(許されている)日本とは様子が違って見えるってことかな。これはボクの考えです。


さて、ここからが今日の本題。

ボクは最近、誕生日を迎えた。今日は、ボクの誕生日の思い出を一つ紹介したいと思う。


アメリカでは、お酒は21歳になってから飲める。だから、21歳の誕生日は特別なんだ。それと、21歳になって初めて飲むお酒は、ほかの人がおごってくれるというのが習慣になっている。


ボクの21歳の誕生日はどうだったかと言うと、仲のいい友だちはみんなもうサマーバケーションで寮にいなくて、夏期講習を受けるのに残っていたボクは一人ぼっちだった。これはかなりさびしい、残念過ぎることだ。

もちろん、その週末にはみんなで集まってお祝いのパーティをしてくれることになっていた。だけど、ボクの誕生日は今日で、今この瞬間からボクは「合法的に」お酒が飲めるんだ!週末までなんて待てないよ!


そう思って、ボクは近所の小さい店に一人で行った。

何度か行ったことがあったけど、そんなに親しい店じゃない。


さあ、ついに今、人生初の自分が飲むためのビールを自分で買うぜ!

ボクはドキドキワクワクしながら、店主にIDカードを見せた。ボクがお酒を買ってもOKの証明だ。


店主がボクのカードを見る。そして、驚いてこう言ったんだ。

「Hey! キミは今日が誕生日じゃないか。まさか、ファーストドリンクを自分で買おうとしてるのかい?そんなのダメだよ。これはオレにおごらせてくれ」って。


そうやって、顔は知らないわけじゃなかったけど、そんなに親しくもないおじさんがボクに初めてのビールをプレゼントしてくれたんだ。


ふつうに友だちにおごってもらうのもいいけど、すごくいい思い出になった。

今でも、誕生日のお祝いパーティをするたびに、あの店主の顔が浮かぶよ。

ファーストドリンクの思い出がハッピーだと、その後の人生でもお酒を楽しく飲もうって思えるよね(笑)。


皆さんのファーストドリンクの思い出ってどんな感じ?

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