それは君に会える特別な日。

その日が待ち遠しかったのは、ケーキやごちそうがあるからなのか。
それとも、プレゼントがあるからなのか。

それとも、その日は自分が主役になれるからか。

自分の人生は自分が主役だってよく言うじゃないですか。
子どもの頃は確かにそう。毎日が楽しいことばっかりで、いろんなイベントもあったりして。
だけど大人になると、だとしたらこんなつまらない物語はないんじゃないかって思ったりもするんですよ。だって毎日働いて働いて、大きな事件といえば、何かやらかしてガツンと怒られるとか、そんなんばっかり。

だけど、思い出してほしいわけです。
この日はあなただけの日。
あなたの記念すべき日。
1年にたった1日、あなたに会えることを待ちわびている『モノ』がいる、ということを。
そういうことを。