第5問 解

さっきから思っていたのだが随分と偏った問題が続くな。


それが上からの指示ですから意味があるのでしょう。


そうだと良いのだがな・・・


それで答えはお分かりで?


勿論だ。

この問題は一見単純に見えて罠が仕掛けられているな、1台目がゴールした時点で2台目は確かに20メートル手前に居るかもしれん。

だがその時に3台目が20メートル手前に居るかと聞かれれば答えはノーだ。

2台目と3台目に20メートルの差が生まれるのは2代目がゴールした時点だからだ。


それに気付かなかったあの男は不正解と言う事ですね。


あぁ、そして答えは1台目の80%の速度で走る2台目、それの更に80%の速度で走る3台目。

つまり式にすると・・・

100×0.8×0.8=64

と言うわけだな、答えはゴールした時点で3台目は64メートル地点に居たのでその差・・・

36メートルだ。


お見事です。

これで問題は半分終了ですね。


未だ1問も正解できていないあんな男使い道があるのか?


だからこそウィルスの性能実験に必要なのでしょう。

さてそれでは引き続き見ていきましょう・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る