透明人間と入れ替わりまして

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プロローグ

わたしは鏡を見る。


そこにはわたしが存在する。



後ろを振り返るとそこに自分自身の形をした彼がいた。




透明人間Aと入れ代わりまして....


つまりわたしはスケスケで、それを通り越した鏡。自分のとっていない行動をした彼のことを鏡が教えてくれる。


わたしは鏡に見えない頭らしき物をぶつけた。

痛かった。


「夢じゃない」


声は聞いたことのある男の人の声だった。

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