ジェット・メリーゴーランド・コースター

さいっしょっからなにも無かったみたいだね

なんて

放り出したくせに言わないでほしい

なんて

言っても投げ出したのも自分だし

これしか持てないのも自分だし

じゃあいまはなにか持てるんですかねって

失わなければ何も手に入らない

なんて

結局言い聞かせてるのは自分だし

自分を甘やかしているのも自分だし


わかってる結局全部自分のせいだって

わかってる最後に守りたいものだけあればいいって

わかってる好きとか惚れたとか

そんな言葉の重みはその時だけだって

信じてほしいとか言うのはずるいから

せめて楽しく回っていようか音楽でもかけて


わかってる結局全部自分のせいだって

わかってる自分自身が一番信用できないこと

わかってるでも本当にキラキラ輝いて好きだったさ

せめて思い出だけは楽しく

回らせてあげようか永遠にここでさ


さいしょの思い出なんかいつだって曖昧

だって

気づけば大切になってるみたいで

別に理由なく誘ったわけじゃない

だって

ほら自分でもおかしいよね、うん

何もかもわからないで反射で生きてる

いつも理屈はあとからわかる

ポケット六法を忘れたんだ

だって君なら覚えているだろう


縛られるのが自由で

それに気づかないことが自由で

誰かに振り回されるのは勘弁で

全部ルールが頭の中なら

じゃあなんでここで歌う?

じゃあなんでここで回る?


わかってる結局全部自分のせいだって

わかってる自分自身が一番信用できないこと

わかってるでも本当にキラキラ輝いて好きだったさ

せめて思い出だけは楽しく

回らせてあげようか永遠にここでさ


ねえ記憶力のいい君

全部覚えているだろう

空の青さも回る感覚も落ちる感覚もあの時かかっていた曲も

全部全部全部閉じ込め

輝いていたなら保存しようよ

もうあのふわりと浮く感覚

もう永遠に初めては来ない


わかってる結局全部自分のせいだって

わかってる自分自身が一番信用できないこと

わかってるでも本当にキラキラ輝いて好きだったさ

せめて思い出だけは楽しく

回らせてあげようか永遠にここでさ

回らせてあげようか永遠にここでさ


ほら次の人が乗るみたいだからねえいまのうち

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