気まずくなるときもあったりしてね

 ツイッターやエッセイでもすごく夫のことを話題にしがちです。なにせ夫のことだけで、なれそめエッセイやこうして日常のエピソードエッセイをつくってしまうくらい。


 好きだし愛していることも微塵も隠していないです。数少ない共通の友人や知人からは「お互いすごくたいせつに思いあっていることがわかる」といったことをよく言われます。

 なのですごく仲よしだと思われがちです。それはけっして間違ってはいないのですが、かといって気まずくなることがないかというと、やっぱりそうでもないです。


 喧嘩……というほどのことは、したことがないかもしれません。

 これは彼にとってはともかく、私にとってはすごいことです。

 ものすごいこと。

 私はたいてい親しくなったひととはいちどやにどやさんどの喧嘩を経験してしまうので……(ぜんぜん自慢できたことではない)(まあだからこそ夫のことは結婚前からやっぱとくべつなんだなーって感じていたのかもしれませんが)。


 ただ、そのぶん、といいますか。

 もともとがほんとうは、むつかしい人間どうしです。


 ゆきづまって、よくわかんなくなって、へとへとになる、みたいなことは、よくあったり、します。

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