こわれたオルゴール箱


「ただいまぁ……」

 気のない返事で、ふかいため息を漏らす。玄関の引き戸を開き、比良坂絵理ひらさか えりが落ち込みながら靴を脱いだ。

 階段を足を重そうにして昇っていく。

「姉ちゃん、おかえりィー!」

 ドアから元気のいい比良坂一真かずまが、甲高い声で出迎えた。一真のニコニコした表情を見ても、絵理の心は晴れることはなかった。

「アンタはいつも元気でいいよね……」

 続けざまに「少しでも欲しいくらいよ」とつぶやいた。

「絵理姉ちゃん、一緒にゲームやろうよ! 買ったばかりで面白いから……」

 今はとてもゲームをする気分ではないと弟を説得する。

「あのね、お姉ちゃんね、いまそういう気分になれないの。文化祭がもうすぐあるから」

「すこしぐらいいいじゃん。ねぇ」

 一真は袖をひっぱり否応なく彼女の心まで引っ張り込もうとする。



 数時間前。

 文化祭の準備に学校中が慌ただしい。

「少しぐらいいいでしょ!」

「ちょ、ちょっと待ってよ、サワコ!」

 文芸部室からむりやりに峯橋みねはしサワコに渡り廊下へと連れて行かれる。ふたりで話があるというので、ボブヘアのサワコに文芸部室から連れ出されたのだ。

「わたし、子供の頃のオモチャなんてあんまり持ってないよ」

「別にあんた自身のものじゃなくてもいいよ。あたしだから、ほとんど捨てられちゃったし。姉弟きょうだいのいるあんたのとこならすぐにそろえられるじゃん」

「でも、わたし、おねぇちゃんとはそんなに仲がいい方じゃないし……」

「とりあえず、簡単に手に入りそうなのが子供時代のおもちゃっていうだけだから、案外必要ないものなら、なんだっていいんだし」

「そんなこと言ったって……」

 文芸部の部長を務めるサワコは頭を下げたまま、「このとおり」とばかりに合掌した。

「いまさら、部長のあたしの提案で『バザーを中止』なんて言えないでしょ! お願い! 絵理だけが頼りなんだ!」

 気乗りしない絵理に、語気をを強めてサワコはいい放つ。頭を下げ、懇願する親友を放って置けないという気持ちはあったものの、絵理は困惑顔になる。不安な気持ちに駆られた。

 サワコも彼女の表情で、すこしムキになって言い放った。

「だったら、あたしがあんたの姉弟きょうだい直談判じかだんぱんするわっ! それなら文句言わないでしょ?」

 強気の姿勢を崩さないサワコに圧倒され、渋々と絵理は彼女の説得に応じた。

「ん……うん……けど、あとで埋め合わせぐらいしてよね」

 断れない彼女の性格を熟知しているサワコは、にこやかに、

「やっぱ、持つべきものは、だね」

「調子がいいんだから」

 昔から調子のいい言葉に絵理にかならず折れた。サワコもその度に彼女といい関係を保っている。とはいえ、自分自身でもオモチャを選定しなければならないし、そのついでにサワコのお願いを聞いてやるか、と絵理は諦めの表情をした。

「わかってるって。文化祭の後でもいいでしょ?」

「サワコはいっつも強引なんだもん」

 気が強く、強引なサワコは、今に始まった事ではない。絵理はそれでもサワコといる時間が長かった。小学校の高学年の頃に出会ってから高校受験で一緒に図書館に通い、同じ高校に受かって、すでに5年ちかく一緒に行動している。部活選びや高校の恒例行事であるマラソンも一緒にゴールインするほどだ。

 サワコの強引な性格には、文芸部員も舌を巻くほどだった。

「それじゃ、明日の日曜日に絵理ンに行くから、候補くらいはしておいてね。あたしまだやり残したことあるから、先、部室に行くね」

 言い残した彼女は、すばやく踵を返し、校舎に入ると部室の扉をあけ入っていった。

 気が重いとばかりに、これから物置から引っ張り出して鑑定師みたいなことをするとなると面倒くさいという気持ちになっていた。


 事の発端は、文化祭の催し物の企画だった。文芸部でも催し物を開くという提案になり、候補はいくつか挙がる。『古書店』『朗読劇』という文芸部ならではの候補が挙がるものの、部活にちなんだものじゃなくてもいいじゃないか、という部員の提案で、部員からそれぞれに文化祭の恒例ともいうべき『喫茶店』やら『たこ焼き店』と出店候補があがる中、『バザー』という一風変わった候補があがる。当初は飲食店の提案が圧倒的に有利だったが、部活の出店ということもあり、教室でのイベント店の準備を考慮すると、人員と資金を節約するため飲食店系のイベントが却下されたのだ。

 提案者は、部長でもあるサワコだった。何気なくつぶやいた言葉だった。

 面白い試みとばかりに、部員たちが喰いつき、数が多くなってしまう。全会一致であっという間に決まってしまった。

 さて、決まったはいいものの品物をどうやって集めるかに議論が進み、結果ふたり一組で5点以上の品物を用意することに決定する。

 部員の数から30点は集まるだろうと見込まれた。

 一番困ったのは部長を務める権限の峯橋サワコだった。まさか可決されたことに、言い出した本人も驚く。『バザー』ともなると品物を揃えなければならない。兄や妹がいるなら比較的集まるが、ひとりっ子の彼女には難しかったのだ。可決の後、サワコは、一瞬の目の動きを見逃さず、絵理の双眸に照準を合わせた。絵理は部長の視線から逃れることができなくなっていた。

 絵理の離席を見逃すことなく、廊下へと連れ出したのだ。



「少しくらいいいじゃン!」

 駄々をこねる弟の一方的な幼い声に我にかえった。

「もうっ! うるさいなぁ。ゲームはいつでもできるでしょ!」

 ひどい剣幕で弟を叱責した。一真は絵理の威圧に耐えきれず、今にも泣き出しそうな勢いだった。なんとか泣かれる前に機嫌をとらないと絵理は、衝動にかられる。

「あ、ごめんね。おねぇちゃんが悪かったわ。ちょっとイラッとしてて……」

 一真の視線に合わせて懸命に謝る。ここで機嫌を取っておかないと、オモチャの選定どころではない、絵理は必死に弟をなだめた。

「ゲーム、いっしょにやろうか?」

「うん……」

「リビングで待ってて。着替えてくるから」

 とすぐさま自分の部屋のドアを開ける。


 1階に降りていく弟の足音を聞き、絵理はまたもため息をつく。なんとかして今日のうちに一真と綾姉あやねぇに事情を話さなきゃと、急いで普段着に着替えリビングへと向かった。


 リビングでは、すでにゲーム機が作動しており、夢中になって一真が、コントローラーを動かしている。いったいさっきのはなんだったのだろうと疑問を持った。

「姉ちゃん、早くぅ!」

 明るい表情で一真は、絵理を急かした。

「このキャラ動かして」

 弟の言動を言われるがままに従った。


 30分ほどして一息つくと絵理はさりげなく使わなくなった玩具のことを質問する。

「えっ!? おもちゃ?」

「物置の奥の段ボール箱になかったっけ?」

「うん、あると思うよ」

「お姉ちゃんに見せてもらえる?」

「うん。いいよ!」

 ゲームをそっちのけで、素早く立ち上がりあっという間に一真は玄関の開き戸を開ける。

 絵理も一真を追いかけて外へと出た。

 小さなスペースの庭の端には、5坪ほどの物置の空間があり、農機具やら、幼児が使うであろう補助輪付き自転車、シートの被った天体望遠鏡などがホコリを被って眠っているようだった。

 一真は、山積みにされた中の段ボール箱を取り出す。デカデカと『カズマ』とマジックインキで書かれた文字があった。

 テキパキと絵理は、近くにあったブルーシートを広げた。

 首をひねり、どうしてブルーシートを広げたのか疑問を持ちながら、一真は重そうに段ボール箱を外に持ち運んだ。

「シートの上に乗せて」

 一真はシートの上にドサっと段ボール箱を置く。何をするのかな、といぶかしみ一真が姉に聞いてきた。

「姉ちゃん、シートなんか広げて何するの?」

「うーん……」

 絵理は、『文化祭のバザーで使うこと』を直接言って一真が理解できるのか、分からないでいた。だが、一真も高学年になろうとする歳なら理解はできるだろうと正直に話す。

「あのね、お姉ちゃんの学校で文化祭が今度開かれるの。その時に一真の要らなくなったオモチャを売ろうと思ってね」

「あや姉ちゃんの時にあったお祭りのこと?」

「綾姉の時に行ったこと覚えてるの?」

「うん、輪投げとかお菓子がもらえたりとかあった」

「お姉ちゃんのところは、『掘り出し市』みたいなことを開くことになったの」

「ドラゴン市場と同じ?」

「ドラ、ゴン……?」

 熱中してるゲームの中にあるイベントの一部のようだった。熱心に一真が、『ドラゴン市場』について説明する。

「まぁ、みんなに買ってもらうことは一緒かな……」

 一真はウキウキ顔ではしゃいでいる様子だ。


「あんたたち、ブルーシートなんて広げて何してるの?」

 怪訝そうな顔で、ふたりを見ていたのは、長女の比良坂綾子ひらさか あやこだ。彼女はバイトが早く終わり、久しぶりに夕方に帰宅したところだった。

「綾姉! ちょうどよかった。実は……」

 いつもは自分が姉についていく方だが、今回は、自分が主導して姉に協力してもらいたいことを訴えかけた。

「文化祭で『バザー』なんて開けるの? ま、いいか。あんたの学校で決まったことだもんね。それで、子供の頃のオモチャが必要なのね。わかったわ! 協力するよ」

「ありがとう! 峯橋さんが来ることになってるから、それまでに選別したいの」

「あしたっ!?」

 大声に加えて綾子は驚く。

「ずいぶん急ぐのね。オモチャなんて使わないからいいけど、一応、あんたが選んで最終的にわたしの元に持ってきてもらえる? 鑑定は必要でしょ?」

 当然ながら、監修位置の発言だ。

「全部で幾つぐらいにするの?」

「15点の品を出すつもりなの」

「ずいぶん多いのね」

「文化祭に出すものは、2人分になるから」

「ふたり分? ってことは?」

「峯橋さんとわたしでそれぞれ5点ずつ。で、予備に5点かな」

 ああ、なるほど、と綾子は納得した表情でうなずいた。ちょくちょく訪れる峯橋サワコのことを思い浮かべているようだ。

「わたしのは物置のいちばん奥にあるから、気をつけてとってよ」

「手伝ってくれないの?」

「バイトで疲れてそれどころじゃないし、レポートを提出するのに忙しいの。気分転換に様子を観に来るわ!」

 言い残すと玄関へと歩いて行ってしまった。


 一真が物置から重そうな段ボール箱を取り出し、両手で持ち運ぼうとするが重すぎて持ち上がらずに引っ張り出そうとしていた。

 やれやれと呆れて見守っていたが、ブルーシートの上まで運んだ。段ボールの中身は、ロボットやキャラクターのフィギュア物が多く、奥の方には、乗り物のミニカーがごそっとあった。

 よく見ると、リモコンで動く飛行機や4WDの分厚いタイヤのついた車まである。とても一真が使っていたおもちゃとは思えない。

「あんた、こんなラジコンのオモチャなんて買ってもらってたの?」

 強く首を振る一真は、ラジコンカーを手に取った。

「ううん、友達の兄ちゃんが使ってたものをもらったんだ!」

 どうりで一真よりひと世代前のアナログのオモチャが目立つ。ただ気になるのは、ミニカーやオモチャでも車の車輪がなかったり、フィギュアだと片足や片手が破損していたりと、まさに壊れたオモチャだった。

 弟のものばかり見ていても前に進まないとばかりに、絵理は物置きの奥に眠っている自分の幼少時代の玩具おもちゃの入った段ボールと姉の段ボールを外のシートまで運んだ。

 姉が使っていた玩具の段ボール箱からは、女の子の可愛らしい人形が手をあげて笑顔の表情で絵理を出迎えた。中身の多くは、仮装コスプレしたフィギュアサイズの人形と動物のぬいぐるみがほとんどだ。とくに、動物のぬいぐるみの多くはフィギュアサイズの10倍は大きく段ボールの幅を多くとっている。

 それに引き換え「わたしの段ボール箱の中身なんて」とマジックで「えりのおもちゃ」と書き込んだ段ボールを開くと、縄跳びやゴムダンのゴム、唯一、姉とは違う洋服を自由に取り外しできるフィギュアとクマのぬいぐるみの親子、そして大量のコミック雑誌があった。懐かしいとばかりにシートの上に並べていく。



 並べる中、外側にネジの見える箱を取り出す。

「あ…………これ……」

 茶色く古びたオルゴール箱だった。箱の蓋には、申し訳ないほどの装飾が施されている。一瞬の見た目には、きらびやかさがあった。

 すっかり忘れていた幼少時の思い出が、絵理の脳裏によみがえってくる。


「これ、もらってもいいの?」

 絵理の小さい両手にやっと収まるほど大きいオルゴール箱をそっと若い男はのせた。

「ああ、もちろん、『エリーゼのために』って曲目は嬢ちゃんが好きなメロディなんだろ!」

 タバコの煙がたちのぼり、面長の男が満面の笑みを浮かべこたえた。

「うん!」

 絵理には、煙の奥にみえる若い男の双眸そうぼうが忘れられずにいた。すっくと立ち上がると、若い男は強くしつけながら彼女の頭をなでた。

「いつか、そいつが壊れちまったら、にいちゃんが直してやっから、それまで大事に持っててくれよ。なっ!」

 去っていく後ろ姿の若者は、隣にいた男と一緒に車に乗り込んで行ってしまう。

 絵理には強い印象に写った。それっきり、男に会うことは全くなくなり、オルゴール箱もメロディがならなくなって壊れてしまったのだ。

 数年後、絵理は、当時の男の職業がであることを両親から聞いた。だが、それ以上の情報は分からず、悔いを残したまま、彼女は段ボール箱の奥に封印していたのだ。

 試しにネジを巻き、箱を開けてみるものの、やはりメロディは流れることはなく、ネジが緩む音だけがかすかに聴こえてくるようだった。

 小さくため息をもらし、これだけは別物と考え部屋へと持ち帰った。やはり、オルゴールを直せるのは、あのお兄さんしかいないのだろうか、と机の上に置き、庭先へと戻った。






 翌日の朝。絵理は1階の玄関から聴こえる大声に目を覚ました。その数分後、階段を激しく音を立てて登ってくる足音が部屋全体を響かせた。絵理は足音の主がサワコだと気づいた。

「絵理ィ、絵理ィ」

 2,3度のノック音の後、ドアとともにサワコが入ってきた。

「絵理、入るよ!」

 布団にもぐり込む絵理は、カタツムリの殻に閉じこもったようになっていた。

「こぉらっ、起きろっ! 絵理ィ!」

 彼女の顔をかるくつついた。

「んん……、もうちょっち、寝かせてくんろ。お代官様ぁ」

 寝ぼけざまに小6の学芸会でやったセリフが布団の中から聞こえてくる。

「ダメじゃ、ダメじゃ、おぬしにはキツ〜い仕事が待っているのだーって、なんで代官役なんかやらせるかなぁ」

 となかば、役者になりきりながらツッコミを入れ、

「外で待ってるからね。早くきてよ!」

 とあきらめてうながした。

「うん……」

 サワコが扉を閉め、出ていってしまう。



 庭では姉の綾子とサワコが楽しく会話をしている。買付けのように、タブレット端末を手元に持ち、ブルーシートに並べられたおもちゃをながめている。

 生あくびをしながらにして、絵理が現れ、一真が気づいた。

「あ、姉ちゃん、おはよう!」

 ひとりラジコンカーのリモコンを手にしてラジコンを動かしている。

「おはよう、絵理!」

「サワコ、ちょっと早くない?」

「午後に用事があるから、どうしても朝のうちに片付けたかったの。昨日、メールで送ったんだけど、見てなかった? 夜遅くだったからかな? ゴメン……」

「そうなんだ。わたしの方こそ、ゴメンね」

「あんたがあんな時間に長風呂なんてしなきゃねぇ……」

 綾子が少し不満な表情でいった。

、峯橋さんには昨日のこと、説明はしておいたけど、あとはあんたに任せるよ!」

「綾姉、ごめんね」

「いいってことよっ!」

 安堵の表情でこたえた。去っていく間際、綾子も安堵の表情で軽くサワコに会釈をした。

 ブルーシートには、幾つかに区分されおもちゃが置かれている。

……ね」

 絵理はサワコの相手をしてくれたことに、心の中で感謝した。

「よーし、あんま、時間取れないから。チャチャっとやっちゃおう!」

「ウン……」

 整然と並べてあるぬいぐるみたちをみつめ、綾姉の几帳面きちょうめん賜物たまものかも、とひそかに絵理は想像した。



 あっという間に1時間が過ぎ。ふぅと一息ついてあらためて絵理は段ボール箱に詰められたおもちゃたちを万感の思いでながめた。

「どう、終わった?」

 トイレから帰ってきたサワコは、段ボール箱の中身を見つめる。

「ウン、だいたい決まったわ」

「じゃぁ、片付けようか」

 片付ける最中、サワコが話しかけてくる。

「ねぇ、絵理、ちょっと訊いていい?」

「ン、なに?」

「絵理の部屋にあった、アレって例のの?」

 ひとつ頷き、

「ウン、でも壊れてるっぽいンだよね……」

「そう、なんだ……」

 とサワコがつぶやいた。間をおいて絵理がしんみりとした表情で、

「あのあと……ね」

「うん……」

「あの人のこと、両親に聞いたら、『探偵』さんだったことがわかったの」

「探偵? だから、あんなに必死になって絵理を……」

「うん、そうみたい。だから、こうしてサワコと一緒にいられるのは、探偵さんが助けてくれたおかげ、だね」

「あの探偵さんの名前、覚えてる?」

「忘れちゃった。でも、だったことは覚えてるんだよね」

「今度、その探偵さんの事、詳しく教えて。その人に会えば、もしかすると直してもらえるかもしれないでしょ。メロディを聴いてみたいし……」

「うん、その時が来たらね」

 選別したおもちゃ入りの段ボール箱を玄関へと絵理とサワコは運んだ。


 オルゴール箱の内側の側面には小さく

“Kajiki Inui”とローマ字で彫られた跡があった。





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