その面白さはテキトーではない。断じて。

三国時代に比べて不遇だった日本でも、近年関心が高まっている気がしなくもない中国南北朝時代の、興味深い人々を題材にして語っておられます。題材自体が面白いのに、文章も面白い。所々セルフ訂正が入るのはご愛敬。とてもテキトーに書けるとは思えない濃い内容に、南北朝愛がほとばしる快作。次回も楽しみです。