検査×検査×検査!



 紹介状ありの初診扱いということで受け付けを済ませ、眼科へ。


 行った日は月曜日。実は診察予定表を事前にネットでチェックしていたときに、金曜日の午後に『斜視・弱視外来』と記載されていたのを見つけていたので、金曜日の方が専門にしている先生がいたのでは?と思ったのですけれど。


 てゆーか、内装メッチャ変わってるぅ~!

 なんだこれ? 前に来てたときは診察室カーテンで区切られてたのに、今は中待合室が廃止されてて、個室?

 いや裏は繋がってるのかも知れないけど、待合室側からは個室に見える。しかも七番まで??

 でも待合室のソファは変わりない。十数年前と一緒だった。



 担当してくれたのは、若い女医さんです。O先生とします。

 O先生は紹介状と検査結果を見たあと、何故このような症状になったのかなどを質問してきたので、先天性白内障で幼少期に別の大学病院で手術を受け、高校時代までここに通っていたことと、当時の主治医から悪化したら来るように言われていたので、と説明しました。

 確認を終えたO先生は「手術がご希望ですか?」と訊いてきたので、是非もなく頷きました。


「執刀してくれるのは部長先生になります。水曜日ならその先生がいらっしゃるので、水曜日にもう一度来て頂けますか?」と言われたので、翌々日の午前中に予約を入れて初診は終了。


 結構あっさり決まったな。

 年内に手術出来ちゃうかもな~などと考えていたけど、少々甘かった。




 水曜日、O先生急病の為に欠勤。ワォ。


 そんなこんなで、裏に呼ばれて散瞳さんどう薬(結構沁みる)を点眼され、一から検査。

 視力検査、屈折検査(畑に浮かぶ気球見るヤツ)に眼圧検査(目玉に向かって空気砲撃たれるヤツ)と謎のレーザー光線照射されながらの眼球撮影……。


 一通り終わってよたよた待合室に着席。今日は両目に注されてるから待ち時間に本も読めない。暇。


 今度は部長先生の診察。

「本当はO先生が診察してからわたしが診る予定だったんだけど、急病でね。すみませんね!」と結構な早口。お、おぅ……。

 また白内障手術をしたところから説明を開始。高校生のときにS先生に言われたと付け足したら、部長先生は「こらまた古い先生だ!」と笑う。

 そうか。S先生はやっぱり古い人だったのか。そして部長先生はS先生をご存知なのか。


「それじゃあ、来週ちょっと面倒臭い検査してもらって、それで手術日決めちゃいましょう」という部長先生。

 え、また検査? また来週来るの? 今日は出来ないの?

「今日? ちょっと待ってね。……(確認中)……無理だって! 来週予約入れとくね!」


 また、来週……往復、せんよんひゃくえん……お財布が痛い……



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る