ひとりで読書こそ至高だった……

内向的で、ひとりで図書館で本を読む主人公、小学6年生女子
人付き合いは苦手? 嫌い?
ちょっと大人びた言葉遣いは本だけが友だちだったから?

彼女の考えること、孤独を愛する本好きにはストンと腑に落ちること幾度も

傍若無人というか天真爛漫というか、そんな見知らぬ女の子に話しかけられて、彼女の夏休みは一変
けれど、その女の子に翻弄されることで主人公もだんだん変わってきて……
読むのを度々中断させられるファンタジー小説と主人公の気持ちがパラレルに進行していくのがまた上手く感情の表現をアシストしている感じ