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2019年2月12日 22:39
《菊に盃》をとった時点で宇良川の勝利だと思ったのに……ただのタネとなるか、桜を待つか……その前にこいこい?
作者からの返信
コメントありがとうございます。《菊に盃》は「一杯系」の出来役を認められている場合、特に注意すべき札であります。しかしながら、自分が取得した時は「一切の慢心」をその瞬間からしてはなりません。相手は当然ながら、《桜に幕》《芒に月》の封殺に回りますし、此方は二枚の光札だけに注目しては、取り返しの付かない事態を引き起こします。桝屋様の仰る通り、唯の《タネ》としか算入出来ない場合は往々にしてあります。私個人、実際の闘技において、手札に絡む札が無かった場合、狙い通りに「一杯系」を完成させた事が余り御座いません。相手の気の緩みを待つか、山札から引き当てるか、それとも此方が「狙っていない」と上手に欺くか……というところでしょうか。尤も、私個人の実力が未熟であるというのが大きいのですが。宇良川の場合、「五臓五腑」の闘技に慣れていたという慢心が、最大の敗因でした。今後とも、お暇の続く限りお付き合いくださいませ。
《菊に盃》をとった時点で宇良川の勝利だと思ったのに……
ただのタネとなるか、桜を待つか……
その前にこいこい?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
《菊に盃》は「一杯系」の出来役を認められている場合、特に注意すべき札であります。しかしながら、自分が取得した時は「一切の慢心」をその瞬間からしてはなりません。
相手は当然ながら、《桜に幕》《芒に月》の封殺に回りますし、此方は二枚の光札だけに注目しては、取り返しの付かない事態を引き起こします。
桝屋様の仰る通り、唯の《タネ》としか算入出来ない場合は往々にしてあります。
私個人、実際の闘技において、手札に絡む札が無かった場合、狙い通りに「一杯系」を完成させた事が余り御座いません。
相手の気の緩みを待つか、山札から引き当てるか、それとも此方が「狙っていない」と上手に欺くか……というところでしょうか。
尤も、私個人の実力が未熟であるというのが大きいのですが。
宇良川の場合、「五臓五腑」の闘技に慣れていたという慢心が、最大の敗因でした。
今後とも、お暇の続く限りお付き合いくださいませ。