ほどよい短編連作でさくさくと読めます。漢字や文字の配分も申し分なく、とても読みやすいです。変な過剰演出もなく、ネタをきっちりと書き切っていると思いました。これからが楽しみな作品です。
小説書き始めたのは中学生の時だった。友人がちっちゃいノートに書いていて、うわあ楽しそうと思ったのがきっかけ。当時は初心者にありがちな会話メインの文章で、周りに…
治癒魔法に頼らずに現代医学の知識のみで戦う姿はとてもスカッとします。キャラクターの個性も相まって、世界観にぐっと引き込まれました。
構成、文体、語句の選び方並べ方。キャラクターそれぞれの生き様の活写。達者で危なげない。なのになんだろう。巧拙超えた、ドスン、があると感じる。単に物語の流れを楽しむ以外の何か。作者のご職業柄か信念…続きを読む
現代医療の知識と経験と技術「だけ」しか持たない主人公が、魔法医療の世界で隙間産業的な医師として生きてゆく。圧倒的な即効性と効力を持つ魔法と、環境がなければ出来ることの限られる医師。魔法で人を…続きを読む
下知識のいらない、シンプルな導入からはじまり、徐々に深まっていく物語に引き込まれていく。魔法と現代知識の対立はこの手の物語の大きなテーマだけど、どちらも貶すことなく、うまく撚り合わせていくのはとても…続きを読む
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