新人賞一次通るかどうかを独断と偏見で判断する企画から来ました。
茉莉花と申します。
映像が浮かびやすく、とても賑やかな学園異能ものでしたね。
キャラクターも個性的で、いいなと思いました。
アニメ向きな感じ。
気になった点としては、全体の書き方としては三人称ですが、たまに視点がどこに行っているのか分からなくなってしまう部分、また多視点で書かれているように感じられ、境と真歩のどちらに主軸を置けばいいのかなというのが少し不安でした。
おそらくどちらも見てほしいのだと思うのですが、主人公を複数にするとキャラクターがふらつくことが多々あるので、慣れないうちは……あるいは公募では気を付けた方がいいかなと思います。
あとは描写かな。
セリフも地の文も間違いなく読みやすかったのですが、個人的にはもう少し描写があると物語に深みが出て、緩急の調整がしやすくなるんじゃないかなと思いました。
いずれにせよ、これから先が気になる展開ですね。
楽しみにしています。
作者からの返信
あ。
そこは、私も気になってた点です。
主人公視点にしようかと迷っていたのですが……。
そうすると、主人公の考えているどんでん返しが、やりづらいかなぁ、と。
うーん。
そうですね。
ちょっと、変えてみようと思います!
あと、描写ですね!
そこは、頑張って書きたそうと思います!
コメントありがとうございました!嬉しいです!
コメント失礼します。
『職戦重要ランク分け試験』という独特の制度が出てきて物語に引き込まれていきます。
しかし、その試験内容に関して少々不思議に思いました。
要は「ジョブを悪用する人に対抗できる人材」を育てるために行う試験だと把握しているのですが、この試験内容だとジョブも戦闘系に特化した人物しか評価されないのではないでしょうか。
マフの能力は厄介な人・物を避けて最短で目的地にたどり着くといった使用方法を使えますが、本文中でも語られている通り、ジョブには人を癒すといった様々な方向性があるようです。
にも関わらず、順位を付けるのはいいとしても、「人材を育てる」という目的に対して「支援職は不利」、「協調性は皆無」というのは、学校で行われる試験として如何なものかなと考えてしまいました。
ただ、「咲宮学園が一早く対応」といった文言もあったので、まだ実験的に導入された段階でブラッシュラップはこれからとも受け取れますし、個人能力を重視するように思わせるのはブラフで、本当は協力して事に当たれるか等の状況把握能力もランク付けに関わってくる展開を予想はできますが。
この段階では少し気になったのでコメントを残させて頂きました。
長文、失礼いたしました。
作者からの返信
おおう……。
そ、そうですねぇ。
少し、説明が足りなかったかもです。
マイちゃん先生の台詞に付け足しちゃいましょうかね。そのうち。
この一章では、まだまだ出てきていないキャラが多いのです。
あと、この学校は【職業】で実戦する事が最大の特徴なので、集まって来る生徒は必然的に攻撃系の【職業】が多い。という設定です。
まだまだ出来が甘くてごめんなさい。
これからもっと磨いていきますので、よろしくお願いいたします。
試験……ッ!! 凶悪な能力だが果たして……
作者からの返信
とにかく、ワクワクするのが好きな境。
「くぅぅ。おもしろそうだな! はやくやろうぜ!」
と、境も目をキラキラさせていることでしょう。
「あたりまえだろ、こんなの見逃すはずねぇじゃん! 絶対!1位とってやる!」
そんな境に、一言。
――でも、境の【職業】は使えないよ?
「……」
以上、現実に戻り、肩を落とす境でしたー。