第32話 バカ
今Netflixで配信されている『チャンネルはそのまま』というドラマを観ています。
テレビ局に「バカ枠」で採用された女性とそれを取り巻く人の話です。
この「バカ」、どれくらいバカなのかといえば……
採用試験に遅刻し、さらに課題と何の関係もないことを発表する。
原稿をいくら直しても赤が減らない。
取材の段取りが悪く、カメラマンを無駄に歩かせる。
上司が指示を出したときに食べかけのお菓子をどうしていいかわからない。
そわそわして落ち着きがない。
などなど。
掘り出したりキリがない「バカ」です。
ですが彼女は失敗を恐れません。
明るく元気で、いつも笑顔です。
周囲の人もそんな彼女に心動かされていきます。
私も彼女みたいな「バカ」に生まれたかった。
正直なところ、彼女は「こちら側」だと思います。
しかし、それを補って余りある太陽のような明るさが、彼女を社会で生きていかせているのだろうと。
私は彼女みたいな「バカ」にはなれない。
それがとても悔しい。
ちなみに、『チャンネルはそのまま』は全5話なのでNetflixに入っている方は是非ご覧ください。
抱腹絶倒間違いなしです。
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