第21話猫探し【後編】



 ぽつり、と呟かれる。

 顔を上げた。

 少し困った笑み。


「エルスティー様……」

「泣かないでくれないか、セイドリック。僕も君に言ってない事がある」

「…………?」

「ええと、うーん、どうしようかな……この場で言って……」


 エルスティー様、まだなにか人に言えないような性癖が?

 い、一体どんな……。

 正直殿方の人に言えない性癖を幾度も聞かされるのは、色々と辛いものがあるのだけれど……ましてその、初めて好きになった方のだと、ねえ?

 ん? あ、れ?

 エルスティー様の後ろの茂み、白いものが地面で…………あ?


「エ、エルスティー様、あれ……」

「ん?」


 涙を袖で拭おうとしたが、それよりも早くエルスティー様にハンカチで拭われた。

 この人、ちゃんとハンカチ持ち歩いてらっしゃるのか。

 あ、ではなく、茂みの下の方にこちらを見る黄色い目。

 ジッと目を凝らす。

 うん…………猫だわ。


「…………」

「…………ど、どうしたらいい?」

「お、お待ちください。あまり声を出してはいけません」


 猫は知らない人間に対して警戒心が強い。

 猫?

 ここからだと茂みが邪魔で柄までは見えないが……。


「えーと、ミカ様? ですか? シルヴィオ様がそれはもう心配されて探しておられますよ」


 目を逸らしつつ、声をかける。

 猫は目を合わせてはいけないのよ。

 攻撃されると思われてしまうらしいの。

 だから、まずは精霊獣かどうか確認しなければ……。

 声をかけてみると、猫らしき生き物は茂みから出てきた!


「にゃおう」

「ミ、ミカ様でお間違いないですか?」

「みゃおうぅ」


 なんと!

 お返事をされたわ⁉︎

 す、すごい、これが精霊獣!

 …………本当にぱっと見ただの猫だわ!

 白い毛並み。

 赤いリボンの首輪。

 あ、あれはシルヴィオ様からの贈り物かしら?

 お座りをして手を舐める仕草も、完全に猫だけど……。


「シルヴィオ様のところへお帰りになるのなら、ご案内します」

「みゃー!」


 あ、帰るんだ。


「抱っこしてもいいかな?」

「…………」

「い、嫌だそうですよ」

「残念」


 エルスティー様が膝を曲げてミカ様に聞くと、あからさまに嫌そうな顔をされる。

 ね、猫も意外と表情が分かりやすいのよね。

 でも、こんなにあからさまな表情する猫は初めて見たわ。

 仕方ないので先頭を切って歩き出そうとしたら……。


「みゃうん」

「!」


 肩がガクッと下がる。

 右肩にミカ様が、の、乗っかった〜⁉︎


「えー、ずるいセイドリック〜」

「そ、そんな事を言われましても」

「みゃーん」

「は、はい、進みます!」


 早く、と促された気がして背を正す。

『スフレアの森』の入り口を離れ、学園側に近い街道を進むとブリニーズ三兄弟のお邸に辿り着く。

 私たちが借りている邸と同じく、大きく高い塀に囲まれたお邸の門の前。

 そこにシルヴァーン様とシルヴェル様が戻ってきたところだった。


「ミカ!」

「……ミカ、よかった……」

「シルヴァーン様、シルヴェル様、良かった……この方がミカ様で間違いなかったのですね」

「ああ! ああ! よくぞ見付けてくれた、セイドリック殿! ブリニーズ王国を代表して礼を言う!」

「そ、そんな大げさです⁉︎」

「みゃん」

「「あ」」


 少し大きな声を出してしまったからか、ミカ様が私の肩より飛び降りる。

 華麗なる着地。

 そして、こちらに振り向く事もなくたったかと邸の門を潜り、入っていく。

 な、なんて賢い!


「我々も入ろう。丁重にお礼をさせて頂きたい!」

「……、……ま、まあ、中には姉様もいますものね?」

「ああ! シルヴェル、すぐにもてなしの準備を」

「…………(こくん)」


 なんだかすごく申し訳ない気持ち。

 探していて見付けたというより、たまたま見付けた、という感じだったんだもの。

 エルスティー様とのお話も途中になってしまった。

 弱ったわ……本当にどうしたらいいのか……。

 セイドリックの夢の為に始めた入れ替わりだけど、シルヴァーン様の『ご提案』とやらがもしも『セシルとの婚約』とかなら、本格的にセイドリックと相談しなければならない。

 先程『セシル』はジーニア様との婚約を『嫌だ』とはっきり言ってしまった。

 今のところジーニア様は『セシル』に興味がなさそうとは言え、旨味の多い婚約をわざわざ蹴る事もしないだろう。

 正式な婚約はジーニア様との方が先だ。

 もし『セシル』から婚約を解除したいと言い出せば、異母姉たちの付けたロンディニアへの不利な貿易条件が発動してしまう。

 とはいえ、シルヴァーン様が婚約者のいる『セシル』へ婚約を申し込むなんて国際問題になるわ!

 そりゃ、シャゴインも我が国並みにブリニーズとは親交が深いわけではないけど……『セシル』一人の為に国際情勢の悪化だなんて悪い冗談でしょう⁉︎

 そ、そもそも『セシル』は私!

 あの『セシル』はセイドリック!

 シルヴァーン様がセイドリックをセシルとして好きになったなら色々まずい!

 そして、それは今の私にも当てはまる!

 なんとか……なんとかしないと……いけないのよね……。


「…………」


 でも、やっぱり本当の事を言ったら嫌われるのでしょうね。

 エルスティー様は同性愛者だもの。

 女はエルスティー様の恋愛対象にはならない。

 結果的に騙していたんだものね。

 嫌われるわよね……。


「ようこそ、こちらへ」

「あ、ありがとうございます」

「おや?」


 エルスティー様が門の前で立ち止まる。

 その視線を追うと、ジーニア様がドスドスと憤慨した顔で近付いて来た。

 うっわ、なによあのいかにも『これから文句言うぞ』と言わんばかりの顔……。

 嫌な予感しかしない。


「これはこれは、ジーニア殿。わが邸になにかご用向きでもおありか!」


 そして初っ端から喧嘩腰のシルヴァーン様〜⁉︎

 私たちを庇うように、前に出る。

 こ、これ私が止めないとダメな感じでは?

 そ、そうよね? だって一応ジーニア様の『婚約者の弟』だし。


「あ、あの……」

「聞いたぞ! シルヴァーン! この田舎国家の田舎者め! 俺様の婚約者と婚約したいから婚約を解消しろとはどーゆー事だ⁉︎」

「⁉︎」


 や、やっぱりそういうお話〜⁉︎

 そして、よりにもよってもう書面通知してしまったの〜⁉︎


「…………。その手紙、送ったのは一週間前だぞ? なぜ今怒鳴り込んでくる?」


 一週間前⁉︎

 そんなに前に⁉︎


「そんなもん! 精霊獣探しに疲れて、邸で一休みがてら溜まった手紙を読んでたら見付けたからに決まっているだろう!」


 い、いけません、ジーニア様……!

 大切なお手紙(その今現在手に持っているタイプなど)もあるのですから、届いたお手紙はその日のうちに確認するのが王族としての定石!

 休みながら溜まった手紙に目を通すなんて……そ、そもそもこの方にも手紙が届くんだとかちょっと思ったけど、そうではなくて〜。


「オレ個人は貴殿と決闘してもいいと言ったのだが、貴国の場合どの様な形で決着を着けるのが正しいやり方なのか分からぬゆえ、まずは手紙でお伺いをしたまでの事。セシル様は貴殿にはもったいのない姫君! わざわざ留学までしておきながら、学園で側室探しばかりする貴殿のところへ嫁がせるより、オレの方が余程大切にできる!」

「なんだと三男坊のくせに! 俺様は王太子だぞ!」

「王太子ならば尚の事、婚約者であるセシル様を大切にせねばならんだろうが! それができていない貴様に彼女は渡さん!」

「な、な、なっ!」


 思わず両腕を組んで天を仰いだ。

 なんというはちゃめちゃな事態なのかしら?

 私も、本音を言えばジーニア様との婚約は解消して頂きたい。

 でも、私からそれを言い出せる状況ではない、いろんな意味で。

 そんな中、他国の王太子からの求婚。

 それも元々親交の浅いブリニーズの第三王子から。

 あ、ありえない。

 本来ならありえない事だわ。

 しかしブリニーズには精霊獣がいる。

 これはとにかく大きい。

 捜索に携わる規模でお分り頂けるだろう。

 大国ザグレの王都の騎士が総出である。

 それに、王太子は第二王子のシルヴィオ様。

 第一王子シルヴェスター様は虚弱体質により継承権は第四位。

 つまり、シルヴァーン様は継承権第二位。

 三男とは言え好条件が重なっているのは間違いない。

 普通の姫なら例え王太子の婚約者でも、シルヴァーン様からの求婚を選ぶだろう…………性格的な意味でも。

 しかし、ある意味最大の問題はそこではない。


『セシル』と『セイドリック』が入れ替わっているところよーーーーっ!


 分かるわ。

 とても分かる。

 うちのセイドリックは優しくて可愛くてとにかくいい子!

 天使ですものね!

 シルヴァーン様お目が高い! 見る目がある!

 あんないい子、なかなかお目にかかれないわよね!

 分かる、とても分かるわ!

 でもね、残念ながら男の子なのよ!

 おおおお、なんという事でしょう!

 セイドリックのよさに気付いてくれた方がまさかのブリニーズ第三王子とは!

 これはまずいわ! 色々まずーい!

 セイドリックが私と同じ状況に!

 私と同じ状況……?

 私と同じ状況、かしら?

 もっとまずい状況では……?


「セイドリック、止めなくていいのかい? 僕は見てて面白いからこのままでもいいと思うけど」

「なに言ってるんですか止めましょうよ。ねえ、シルヴェル様」

「……(ふるふる)」


 あ、この子意外とお兄ちゃん応援勢だ。

 つまりなに、この場を収めるのは私一人の力で、という事?

 くっ、やってやろうじゃない。


「お二人とも、いい加減になさってください!」

「「む」」

「全くそれでも王族ですか。大声でわめき散らしてお恥ずかしい! シルヴァーン様、一度落ち着いてください。…………そもそもその件、私はまだ姉様に相談もされておりません」

「ひえ……あ、す、すまぬ。そうだったな」


 スン……と冷静になる。

 一週間も前にジーニア様へ文書を送った、という事は、セイドリック(セシル)への『提案』はいつしたというのかしら?

 少なくともあの子が一週間も私に黙って悩むとは思えない。

 つまり、シルヴァーン様の暴走がひどい可能性もある。

 せっかく当事者も揃っているし、解決できるのなら解決してしまいたいけれど、私もセイドリックにはエルスティー様の事で相談があるし、ここはブリニーズのお邸。

 場所としてはそぐわない。

 となれば……。


「一度冷静に状況を整理せねばなりません。後日学園の談話室を貸し切って当該国関係者を集めた話し合いを行いましょう。どの様な結果であれ談話室の貸切手続きが必要になりますから、本日はここで解散と致します」

「な、なに? し、しかし、セイドリック殿とエルスティー殿にはまだお礼を……」

「それもまた後日で構いません、シルヴァーン様。それに、エルスティー様にはこれからメルヴィン様や騎士団の方々に精霊獣様が無事発見され、シルヴィオ様のところへ戻られた事を報告に行かねばならないはず」

「あ、そうだった。それもあったね、忘れてたよ」


 忘れちゃダメです。

 彼らは今も探し回っているんですから。

 いや、私も今の今まで失念していたけれど。


「そ、そうですか。では後日、日を改めてセイドリック殿とエルスティー殿にはブリニーズより最大の感謝を……」

「ぐぬぬぬぬ、生意気な小僧め! 俺様に指図するな!」

「!」


 え、と思った時にはエルスティー様とシルヴェル様の背に庇われていた。

 手を伸ばされた、のは分かったけど。

 なんで、私……今悪い事は言ってないはずなのに。

 驚いたあとにはその疑問が浮かび、同時に悲しくなった。

 ジーニア様が怒る理由が分からない。

 なぜ?


「ジーニア殿、隣国の王太子にそれは無礼なのでは?」

「エ、エルスティー様……」


 シルヴェル様がエルスティー様より前に出る。

 無言だけど、ジーニア様が後退りする程度にはこちらからも威圧感を感じた。

 でも、エルスティー様の背中からは怒りが滲んでいる。

 声も低く響き、その声だけで指先が冷たくなるようだった。

 苦虫を噛み潰したようなジーニア様の表情。

 …………この人のところに私は、あと一年半もしたら嫁がねばならない。

 そう思ったら、肩が震えた。

 なぜ彼が怒ったのか分からない。

 多分、私に理解できる理由ではない。

 そんな人のところに、私は嫁いで幸せになどなれないだろう。

 でもそれは、ロンディニアの姫としてとっくに覚悟の上だったはず。

 愛してもらう事も大切にしてもらう事もきっとないのだと、とっくに私は、諦めて——。


「っ……」


 でもそれを目の当たりにしたらどうだ?

 怖い。

 嫌だ。

 この人のところに嫁ぎたくない。

 私は——!


「き、貴様! 婚約者の弟に手を挙げるとは……! ましてセイドリック殿はロンディニアの王太子だぞ! どちらが無礼者であるか! 恥を知れ!」

「なんっだとおおぉ! 俺様はシャゴインの王太子だぞ⁉︎ 次期王なんだぞ! 指図してきたそいつが悪いんだ!」

「なんの騒ぎ?」


 あ、これはまずい。

 シルヴァーン様がヒートアップしてきてしまった。

 このままでは掴み合いの喧嘩に——。

 そう思ったら、玄関からシルヴィオ様の声とお姿。

 表情はかなり険しい。

 そして、後ろにはセイドリック……!


「これはこれはシャゴインのジーニア様。次期シャゴイン王が他国の邸前で騒ぐ…………わけはありませんよね? では騒いでいたのはうちの弟かな?」

「ひっ」

「っ! …………」


 にこ、と突然微笑み、肩を跳ねるシルヴァーン様へ視線を移す。

 ジーニア様が表情を痙攣らせつつ「当たり前だ! バーカ!」と叫んで背を向ける。

 そして、冷や冷やした顔の従者たちのところへ戻ると持ってきた手紙を地面に叩き付け、更には踏み付けて去っていく。

 す、すごい、あっさりと……。


「……エルスティー、落ち着いてね」

「うん、分かっているよ?」

「本当かな? まあ、でも今のはちょっと目に余るね。潰すんならうちの国も手伝うよ? とはいえ、開戦の理由には足りないし、もう少し泳がせて……」

「ちょ、ちょっと⁉︎」

「シ、シルヴィオ様⁉︎」


 恐ろしく物騒な話になってる⁉︎

 しかもお二人とも笑顔で!

 私とセイドリックが思い留まらせようとするが、お二人の目が笑ってない!


「ロンディニアの姫と王太子はお優しいが、彼は少し王族として自覚がなさすぎる。どれだけ甘やかされればああ育つのだろうね? まあ、いいさ。今の自分はすごぶる機嫌がいい」

「にゃーん」

「ミカが戻ってきてくれたからね!」


 あ、ああ……。

 よかった、ちゃんと再会できたのね。

 一人称も元に戻っておられるし、ミカ様はそんなシルヴィオ様の肩に乗る。

 そして抱き締めようとしたシルヴィオ様のお顔を前足で盛大に押し返しておられ……よく引っ掻かれないな……。


「あ、あの、シルヴィオ様……先程のシルヴァーン様のお話なのですが……姉様と相談して、お父様にも連絡しなければならないので持ち帰らせて頂いてもよろしいでしょうか?」

「ああ、もちろん。というか、うちの方も父上の返事待ちなんだよ。シルヴァーンがセシル様を見初めたまでは自分も予想できたんだけど、存外この子の暴走がすごくてびっくりしてる」

「うっ!」


 や、やはり暴走しておられたのか!

 ですよね、いくらなんでも話の進み方が早すぎると思いましたよ!


「は、早くセシル姫をあの男から解放して差し上げたくて……」

「分かるけど順序というものがあるだろう。それを守れないのならお前もあの王太子殿とレベルが同じだよ」

「っ⁉︎」


 シルヴィオ様会心の一撃。

 衝撃に仰け反るシルヴァーン様。

 う、うぅん、見事な一撃だわシルヴィオ様……ミカ様のお腹に顔を埋めつつ猫パンチを食らっていなければ……!


「まあ、急いては事を仕損じるとも言う。セシル姫もすまなかったね、うちの弟が暴走してしまって。こちらとしては貴女のお気持ちを最優先に対応していくので、この子が嫌いなら嫌いと一思いに振っておくれ」

「嫌いではありません!」

「セ、セシル姫……!」


 お、おおおおう! セイドリック〜!

 それ事態をややこしくしてしまうからダメ〜!

 ほら、見なさい! シルヴァーン様が期待ですごい嬉しそう!


「えっと、でも、私一人で答えの出せない事なので……」

「ああ、そうだよね」

「あ、ああ、分かっている……す、すまない」

「いえ。では、今日は失礼します。セイドリックともこの事でお話しないといけませんので……」

「ああ、お礼は後日改めて」

「…………」


 ミカ様がシルヴィオ様の顔面を隠すようにぶら下がっていて台無しだが……精霊獣のなさる事には誰も文句など言えない。

 締まらないけど。


「…………。あ、ありがとうございました、エルスティー様」

「え? ああ、いや。……怖くなかった?」

「……驚いただけです」


 ブリニーズのお邸を後にしてしばらく、エルスティー様に先程庇ってもらったお礼を言った。

 そう、驚いただけ。

 怖くなかったかと言われれば、その時は本当に驚いただけなので、平気だ。

 私が怖いと思ったのは……そのあとの事。


「…………セイドリックとセシル姫は、シャゴインという国をどう思うの?」

「え?」


 質問の意図が分からなくて、エルスティー様を見上げる。

 セイドリックも不思議そうな表情。

 シャゴインという国を、どう……ううん、そうね……。


「隣国でありながら、訪ねた事がないので正直よく分かりませんね」

「私もです」

「ジーニア様は、そのアレですけど……シャゴインの貴族たちは他国の貴族とそう変わりないように思いますし……そこまで変な国ではないのではないでしょうか?」

「そうですね〜、私もそう思います!」

「……そう。君たちは心が広いね」

「「?」」



 目を細めたエルスティー様。

 私とセイドリックは首を傾げる。


 よもやこの翌日に、あんな事件が起きるとは知る由もなく——。



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