第25話 ヒゲが気にならない
サラリーマン時代、毎日剃っていた、というか抜いていた。
来客が多い職種だったせいもあるが、気を使っていた。
車、会社のロッカーにはスーツ1着、ネクタイ数本と革靴が常備されており、いつでも出張可の状態であった。
それが辞めてからというもの…髭は3日に1回剃るか剃らないか…バイト、工場現場の仕事など、まったく身なりが気にならない仕事ばかりのせいで、通常がだらしない。
休日も外に出なければジャージで過ごす。
日々の緊張感というか、何かがスッポリと抜け落ちたような感じだ。
どっちが幸せか…それは今も解らない。
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