ダニーデン2日目


1月3日


今日からは平日です~


やったぁぁぁ!!

平日きたぁぁぁ


田舎なダニーデンに到着した昨日は、ほんとに店とかやってなくてけっこう街中が寂しかった・・・・

(こっちを最初にもってこなくてほんとによかった。ここで祝日過ごしていたらマジに店が開いてなかったと思う)


さて、本日は観光電車に乗るのとブルーペンギンに会いに行こうツアーがメインです


ダニーデンは野生動物の観察ツアーが盛んで、海岸に行くと野生のオットセイとかアホウドリとかペンギンとか会えます


予定の時間まで暇なのでざっくり中心部を回ることに


オタゴ入植者博物館へ行きました


ここは移民の人たちの生活やらが展示されているところです


当時の移民の人たちのポートレートが壁の四方に貼られた部屋とかあって、結構、いやかなり迫力満点です

ちなみに19世紀当時、男性は髭を生やすのが流行(というか社会的ステータス)で、ここでは髭の流行も見ることができます


わたし、ヴィクトリアンな世界が大好きで


まあ、少女小説のヴィクトリアンはいい感じに美形じゃないですか


なのに、ポートレートの男性はもれなく顔半分が髭

ながーい髭に覆われています


ああ、髭か

てことは、実際あのキャラやあのキャラもいい年になったら髭はやすのか・・・?

まじかー

みたくないわー

みたいなことを考えておりました


この博物館では入植当時どんな家に住んでいたのか、街の変遷や当時の車や馬車、それから手作りのドレスなどが展示されております


物資の少ない開拓生活なんですよ

ドレスも基本手作りだったんですね

これは〇〇さんがウェディングドレスとして着用したもので~とか、興味深い展示とかもあって、いや、これ小説書きにはめっちゃいい資料だな、とテンションがだだ上がりです


こういうのを見ると世界観を作るときの参考になります

そう、ファンタジーな世界で開拓とか、移民とかするときの街づくりや開拓の様子の参考になるので、ぜひとも書き手の皆さんダニーデンへ行きましょう


展示物に満足をしたわたしはダニーデン駅舎からほど近い、というかオクタゴン近くのベジタリアンカフェへ


ダニーデンは本当にイギリス~な雰囲気で

特にカフェの可愛さは本家イギリスにも劣らないくらい可愛いです


ベジタリアンカフェのメニューもファラフェルとかあったし、どれもこれもおしゃれで素敵でした


午後は観光列車に乗って時間を潰し、夜ご飯はケバブを食べ(つかケバブ16ドルって超高いよね。ニュージーランドの物価何気に高いです)、本日のメイン、ブルーペンギンツアーへ出発です


日没が遅くなっているこの季節

ツアーの待ち合わせが夜21時前とかです


ブルーペンギンのみのツアーに申し込んだのはわたしだけだったようで、マイクロバスの中はわたしと運転手の二人きり


持ち前のサービス精神で色々と語り掛けてくる運転手のお兄ちゃん

半分くらいしか英語わからなかったよね

ごめん!


途中何か所か止まって説明してくれるんだけど、語彙力無くて聞き取れん・・・

なんとなぁくわかったふりして曖昧な顔と共に相槌をうつ典型的日本人なわたし


羊に反応したことを見逃さず、途中羊が放牧されているところで停まってくれて撮影タイムを設けてくれました


羊だけを撮っていたら「あなたも映った写真を残しておくことはとっても重要なことだと思う(的な言葉)」を言われて、内心え、別にいらないのに・・・とか思ったんだけどなんかめっちゃマジ顔で言われるからわたしも一緒に写してもらいました


とかなんとかしつつロイヤル・アルバトロス・センターへ

ここからはブルーペンギンズ・プケクラという公式ツアーで海岸へ降りて行きます

寒いので外套必須です

わたしも一応パーカー着ていたのですが、マジに寒くて「さむーいっ」って言ったら運転手のお兄ちゃんがめっちゃあったかい外套を貸してくれました

カンシャ!


ブルーペンギンズプケクラは、日没後に海から海岸へ戻ってくるブルーペンギンを観察するツアーです


まずはガイドツアーの係員の説明(英語)を聞いて、それから参加者全員で海岸へ降りて行きます


この場所、ウミネコも多くて

めっちゃ多くて

とにかく臭かった・・・・(超印象に残っている)

運転手のお兄ちゃんが「こっち、ほらヒナがいるよ」と教えてくれたのはラッキーサプライズでしたが


さて、海岸に作られた観察台からブルーペンギンの帰還を待ちます

ウミネコめっちゃ多い


わたしのスマホの動画の鳴き声はウミネコです

存在感半端ないです


暗がりの海岸・・・

存在感のありすぎるウミネコ・・・ぎっしり・・・


ペンギンどこだよ・・・?


あ、もしかしてあのでっかい影はオットセイかな??

ラッキー


などとひたすらに海岸を見つめていると、

波から現れたのは数羽のブルーペンギン


波が引くと、そこには絶世の美女な人魚サマ・・・ではなく小さなペンギンたち


やだ、かわいい・・・・


よたよた歩いてくるペンギンたち


カメラを構える人間ども


とにかく可愛い

可愛いの!

そんなかわいい子たちがこっちに向かって歩いてくる


海岸から少し離れた草むらに設えられた観察デッキ、の近くの草の中へペンギンたちは帰っていきます


ペンギンの中にはサービス精神旺盛に、デッキのすぐ近くまで来てくれる子とかいたりして


いや、マジに可愛い


可愛いとしか言えない


語彙力ください


本当に可愛い


とまあ感激していました


暗くなってくるとマイミラーレス一眼で写真を撮ろうとすると赤く光ってしまい(シャッターではなく)、そういう光は一切禁止のため係員に注意されてしまったので、そこからはスマホで動画を取ることにしました


高性能一眼レフ持っている人はどや顔で写真撮れるスポットです


日が完全に落ちて、今日はもう戻ってこないねと係員が判断したところでツアーは終了


全員強制退去です


この日のペンギンの帰還数が多いのか少ないのかはわからないけど、ちゃんと見れたしみんなかわいかったし

よかったです


では帰って寝ます

長い一日でした



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