第7回:ジャンルあれこれ

・前回までのまとめ


『恵方巻きの大量投棄問題』のニュースと「コンビニのアニメ・ゲームコラボ」を融合し、「コンビニ各社は節分の恵方巻きの販売に変わって、各種お菓子を購入する事でアニメ・ゲーム作品とのコラボしたクリアファイルをもらえる」というネタが完成、舞台も草加駅近辺のコンビニ、登場人物もコンビニの客が主人公として中心となる話になっていき、ロケハン等を重ねて話はリアリティを持つ事になります。


その中で、プロットを組んだとしても話は変わる可能性がある。さりげなく寄り道に見えて、重要な話があったり、さりげなく没プロットに関しての小ネタもはさみました。


最終的にはタイトルも……。


・今回のお題

皆さんは、スポーツ物と聞いてどれだけのマイナージャンルがマンガだったり小説だったりアニメになったと思いますか?


野球、サッカー、相撲、テニス、ラグビー、アメフト等……メジャーなスポーツであればあるのは当たり前です。しかし、マイナージャンルと言うと誰も未開拓なので自分がそのジャンルにおける先駆者になれるチャンス……と思われがちな気配もするかもしれません。


インドの国技としても有名なカバディがあります。さりげなく色々な漫画等でネタになっていたりしますが、単独でカバディを題材にした漫画はないだろう……と思ったら、実はCMで発見しました。灼熱カバディと言うマンガです。最初は自分を目を疑った物です。


誰も書いていないようなスポーツ物であれば、オリジナル小説として書いても問題はない……と言う意味ではありません。どのようなスポーツでも、書く人が違えば、視点が異なれば、料理する方法が違えば違う作品になります。野球を題材に小説を書いたって問題はないはずです。ただし、版権作品の固有ワードや設定を入れたりしたら二次創作になるのでカクヨムには投稿出来ません。この点だけはご注意ください。


似たような物はゲームを題材にした小説でも言えます。カードゲームはトランプなどの一般的な物はルール解説してもアリですが、遊戯王の様なTCGとなると二次創作になるので、ここもご注意を。


それを踏まえて今回のお題です。ジャンルのあれこれになりますが、一種のおまけと思っていただければ。


・異世界もの

異世界転生及び異世界転移に関しては他の方も触れていますので、そちらを見て見る事をお勧めします。自分は、こちらのジャンルには疎いのもあるのですが。


異世界を舞台にした作品は色々とあれど、現代の人間が異世界へ飛ばされるという作品って、どれ位の時代からあったのでしょうか?


転移の場合は『不思議の国のアリス』や『オズの魔法使い』の様に、昔からあったようです。転生に関しては昔からあるらしいのですが、ブームになったのは二次創作の転生パロを一次創作用にフォーマットし直したのが始まりの様子。


転移ものが日本で出てきたのは、『ゼロの使い魔』や小説家になろうでのWEB小説と思われがちですが、実はそれより昔に存在します。


それは、『スーパーロボット大戦』で知った人が多いであろう『聖戦士ダンバイン』です。ダンバインは平成初期頃(1989年辺り)で様々な剣と魔法のファンタジーな異世界へ転移するという物を80年代にやってしまった事で、ある意味でも先駆者と言えるでしょう。後にロボ+ファンタジーで言えば、スパロボの1作品から単独化した魔装機神、なろうでも有名なナイツ&マジック等もありますが……それを踏まえるとダンバインは異世界ファンタジーロボとしては先駆者と言えるかもしれません。


つまり、大本のジャンルと言う意味では異世界ロボ物と言うのは既に確立されていると言えるでしょう。そのジャンルで自分も書きたいが、先駆者のパクリと言われそうで……と考えている方は、ちょっと待ってください。


最初にスポーツ物で例えを出しました。マイナースポーツであれば誰も書いていないのでオリジナル小説と言えるが、メジャースポーツではパクリと言われてしまう危険性があるので……と言うパターンと同じです。


・最後に

他にも色々と語りたい所なのですが、今回はこの辺りで第1部完結と言う方向でお願いします。今回のノウハウが参考になるかは不明ですが、他の人の創作ノウハウを聞くだけでも「自分だったら、こういう風にする」とか考えるだけでも経験値になると思いますので、ぜひとも他の方の創作ノウハウ等をチェックするというのも試してみるとよいかもしれません。


今回は、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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