第7話 エンダーマンと遭遇…

 マイクラ怪談とか呼ばれてるそうですが、エンダーマンという、初見ではビビってしまう容姿をしたモブが居ます。普段は中立だそうですが、プレイヤーに挑発されると怒髪天を衝いてしまい、どこまでも執拗に追ってくるとかいう敵性キャラだそう。


 姿は見えず、だけど威嚇的な音が聞こえてくるようになるという……。けっこう、ヤな感じですよ。挑発したとか言っても、彼を目撃したらそれが挑発行為なんだとか。いや、見た覚えはないんだけど、画面の端っこにでもちょこっと映ったらそれで「見たな!」となるそうで。




  きゅぴーーーーーーん…


 ん? なんの音だろ、これ。そう思ってたんですね。新しいワールドを作って降りてみたら、ものの見事にツンドラ地帯の高地で、見渡す限り山しかないって状態で。とりあえず、生き抜くためにここで農民することにしたんですけど、モンスターがほぼ沸かないって助かるなぁとか思っていたんです。


 ところが、へんな感じの音が時々聞こえるようになって、けど、何にも居ない。


 きゅぴーーーーーーーん…


 なんかもう、不安になる音だなぁって思ってました。

 それで、ふと、何気なく振り返ったんです。


 ん? 後ろになんか黒くて目が紫でぼんやりエフェクトで紫っぽく光ってるヒトが……。その両手でもった土はどうする気ですか?


 ぷるぷるぷるぷる…


 彼が震えだしたあたりで、何ともいえないゾワッとした感じを受けて、慌てて家の中へ逃げ込みました。(テレポートしてくるそうで、ほぼ無駄らしいですけど)


 ヤバいヤツだ、ヤバいヤツだ、ヤバいヤツだ、ヤバいヤツだ、


 絶対、ヤバいヤツ!!



 そのままゲーム終了して、とにかく調べてみたんですね。そしたら、これがマイクラ怪談その1の「エンダーマン」とかいうモブであることが解りまして。もう、検索にかけたら、出るわ、出るわ。(笑


 簡単な対処法は色々あるらしいですが、とりあえず、池に飛び込んでおけばオッケーだそうで。いやぁ、飛び道具でも持ってたらどうしようかとビクビクもんでしたわ。(それで言うなら体験版のしょっぱで出くわした難破船の弓スケルトンの群れの方がかなりサイアクでしたが)



追記:


 このエンダーマンのアタリ判定も、現在はかなり改善されていて、目撃しただけではすっ飛んで来るようなこともなくなりました~。いやぁ、安心、安心。(笑


 以前はそれこそ遠くに黒い点くらいの距離が開いていても飛んできましたからね。

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