見よ! 鹿せんべい売りの究極奥義を!!

奈良の散策と言えば鹿。悠々と歩き、芝生でくつろぐ姿はほのぼのして微笑ましいものがありますが、ひとたび観光客が鹿せんべいを手にした途端、彼らは野生動物の本能をぎらつかせて迫ってきます。
そんな鹿と観光客の間をほどよい距離に保つのが鹿せんべい売りの仕事。

ただ鹿せんべいを売るだけの簡単なお仕事じゃないのかって?
答えは否。
鹿せんべい売りにはその道を極めるための究極の流儀が存在するのです!

師匠に弟子入りして厳しい特訓に耐え、その流儀を体得したマダム京子は、今日も今日とて家族の待つ自宅を目指し家路を急ぎます。
それがどこをどうしたものやら、この日に限ってはいつの間にか怪しい場所に入り込んで……

鹿せんべい売りの無双ぶりと、闘いを終えた後の慈悲深き決めゼリフにシビレます!

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