第14話 スマブラ大会当日
スマブラ大会当日の集合は午前11時20分だった。私達のヘアセットなどをしてくれる事に驚いた。
ヘアセット担当の方に、『こんなに綺麗にセットできるものなんですね』と言ったらとても喜んでくれた。今度彼女の使っていたヘアスプレーを買ってみようと思う。
沢山の観客と大きなスクリーン、大きな音での私達のPVが流れる。更にその映像は生放送されている。
普通ならここで緊張してしまう物なのだろうが、慣れてしまったのかほとんど何も感じなかった。私の母がダンスの先生で、舞台の上に立つ事に慣れているからかもしれない。
スマブラ大会の結果について先に述べると、ボコボコにされた後1回戦敗退という結果となった。
まず狙われるのは18歳以下の私ともう一人の人とわかっていたのでもう一人の人には勝とうと思ったが、簡単に負けてしまった。
キャラクターとルールの相性が悪かった事や、消極的な戦い方、知識不足など敗因を挙げればキリがないが、同じリーグで戦えた仲間が出来たことや、この様な舞台で戦えた経験は大切なものだ。
次はドイツ留学(超短期)があるので、切り替えて英語とドイツ語の勉強をしようと思う。
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