第一章 一話 理解の本当の意味

君は理解ってなんだと思う?



『ボク』は努力しないでわかってあげることだと思うんだ


よくわからないかい?詳しくその話をしよう





もしも、いまここに君の子供がいて

その子が突然学校を辞めたいって言い出したとしよう

それは高校でも大学でもどちらでもいい

君はそれを「わかった」とは言えないはずだよ

学校を辞めることはお金も無駄になるし

その子がそこで過ごした日々を無駄にするからね

その時君はどうする?




原因を聞いてそこから納得するまで話す...ね


確かにそうだ、学校へ行ってるってことは思春期の子供なんだからそりゃそうだよ


けれど一つ考えて欲しいんだ


原因が君にとってくだらないことだった時


君はどうする?


嘲笑うかい?


本当にするわけないって言いきれるかい?


そこなんだよ


君は絶対に無理って言っちゃうと思うんだ


だって本当にくだらない理由のために


君が働いたお金が消えて


君が汗水垂らして働いた時間も無駄になる


そりゃ君は怒るだろう


「そんなくだらないことのために!!」


そう言うだろう


ならそこで反転して考えてみて欲しいんだ


その子が生体子孫だったら?


その子がアダルトチルドレンだったら?


その子はこう思うとボクは考える


「この人にはわからない」


そう決めつけられてしまうとおもうよ


そうなれば何が終わるって親子の信頼がなくなる


君はそこでこいつはダメのレッテルを貼ると思う


否定したいだろうがそういうものなんだ


それと同時にこいつじゃ理解してくんないのレッテルを貼られる


アダルトチルドレンは普通の人と少しだけ感性が違うんだ


それは悪いことじゃない


環境が悪かったから努力した結果だとボクは思う




じゃあここで少し考え方を変えてみよう

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