第7話 10日と等価のものなんて投下できるわけがない

 言葉遊びの続きです。


 桃花が冬華と桐花の投函に付き合って頭角を現した桃華が登場した10日の昼下がり、やっかみは全て透過して倒壊する陰謀と共に投了する頭領に爆弾が投下された。


 10日という時間は何にも代えられない等価なものなんて無いと思います。それでも人は自分の能力を補うために時間を支払っている。自分がそもそも持っているものは体と時間だけなのだから。自分の自由にできるものではないけれど、刻々と流れていく時間は私が私のために私の思うように使えるもの。

 時間は誰にも平等に与えられて、誰に対しても平等に失われていく。使っていると思っているのか、頂いていると思うのか、人それぞれではあるけれど、どれだけの金塊を詰まれようとも、名医に薬を頼もうとも、時間はどうすることもできない。

 それが今の価値観。

 いずれタイムマシンが出来る時が来るのかもしれない。その時、時間はどんな価値になるのだろうか。


 やっぱりだから何? っていう感じなんですけど

 とうか(そうか)


 しょうもな!

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