青春の感じ方。二人の間を挟んでいるのはべニア板?

文芸部所属となるヒロインと新聞部所属となる主人公。第一話で、桜舞う情景がきれいに描かれ、これからの高校生活の予感を示してくれていました。
それもそのはず、主人公はヒロインと幼馴染。そしてヒロインに恋しています。タイトルにもあるように、いつかきっと彼は彼女に――。

でも、その想いは手の届くところにあって届かない。まるでべニア板のような薄い仕切りが二人の間にあるように。そして、それは部室にもあるときたもんだ。

ああ、いいなぁ。

ヒロインは切なくて感動するラブストーリーにはまっている。これから彼らの物語が果たしてどうなっていくのかはまだわかりません。

でも、彼は想いを伝えてくれるでしょう。
そんな期待と共に、青春を思い出させてくれる物語だと思います。