詩の詞

 とどかない

 とどかない

 とどかない


 ――あきらめる?


→  

 yes

 no




【詩の詞】




 今日もまた

 ガラスのかけらみたいに


 綺麗で 空虚な


 コトバの残骸たちが


 降り積もる



 どれだけ

 言葉を交わしても


 伝えたいこと


 伝えられずに


 空回り



 それでも

 言葉にしなければ


 伝えられない


 だから僕は


 詩を書いて きみに贈るよ






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